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積まなければよかったのに日記 - 「いつか読むかも」の「いつか」は、絶対きます

「いつか読むかも」の「いつか」は、絶対きます

『人生がときめく、片づけの魔法』、とうぜん私も読みました。いろいろ片づけたかったんでしょうね、人生とか。
当時の感想(読書メーター)には、「かたづけの修羅道を突き進む、こんまりさんの自伝的小説として、とても楽しく読めました」とあります。とても面白かったですね。テレビドラマまで見たくらいです(こんまり役は仲間由紀恵)。

こんまりさんは自著において、「いつか読むかも」の「いつか」は、絶対にきません、とおっしゃっていたと記憶していますが、いやくるだろう、と普通に思っています。
その時、何かきっかけや理由があって買ったのだから、読むのだってそのきっかけや理由がよみがえってくるまでのんびりと待つのが道理というものである。その時の気持ちまで捨てられないでしょ。
とメロウにまとめてみた。
まあ、その時の気持ちまですてたい=生まれ変わりたい、ということなのかもしれない。

積読2: 乾くるみ 『リピート』 文春文庫

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メフィスト賞でデビューした後、しばらく経ってから、突然(?)『イニシエーション・ラブ』で大ブレイクした、乾くるみ。
私はメフィスト賞を追いかけていた時期があったので、デビュー当時から読んでいました。『Jの神話』『匣の中』『塔の断章』までは読んでいた気がする。…あれ、『匣の中』読んでないかも。『匣の中の失楽』読んでからにしようと思ってたんだっけ…(あやふやでだいなし)。

『リピート』は、『イニシエーション・ラブ』がブレイクしたので読んでみたところ、普通におーすごいと思ってミーハー気分で次作も買ったのでした。しかし、思いのほか分厚かったこともあり、ふんぎりがつかないでいる。
こういう人、けっこう多いのではないか。270イニシエーションに対して、520リピート。倍近くありますからねぇ。

本書は、どこで買ったか思い出せないのだが、ふだん行きつけの書店ではなかった気がする。そういう書店で買った本は、なぜか積まれることが多いのだ。
このことについても、おいおい考えていきたい。
いいから読め。

次回に続く(のか)。

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