ノートに走り書きした川柳(10・27)
引き続きの、
ノートに走り書きした川柳を打ち換えながら少し訂正しつつ。
【落ちてこない眠りを誘う手を作る】
【夜更け過ぎ目をふさぐ闇星探す】
【降り積もる重さ泣き闇骨に染む】
【あなたはね花弁のような人でした】
【少しだけ燃やすあなたの吸い殻で】
【明け方のあなたの目には星がある】
【ある朝のささくれ立った雪の街】
【米炊けず妻の砕けた骨よそう】
【どっちでもいいなら言って あいしてる】
【心音狂う午後にあなたの手は温い】
【焦げた胸 心臓の熱は赤のまま】
【溜息は剥がれる落ちる穴穿つ】
【わたしだけ呼ばなかったわ その渾名】
【同情の重さ首折る曼殊沙華】
【火を点けたその手に送る彼岸花】
【天使の目 見覚えのある二重だわ】
今まで三冊くらいに書きなぐってきた川柳を、
やっと川柳専用のノートをつくり、
今まで書いてきたものを書き映しました。
書き映しながら、新しく書いたりして、
どれを載せたのかちょっと記憶が疑わしい、、、
と思いつつ、
たぶんnoteに出してないと思うものを。
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