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桜は儚いか

仕事に行く途中に桜の木があったので、
毎朝その蕾の膨らみを見上げて
「もうすぐだな」
「あ、もう一塊り咲いてる!」
と咲くまでを楽しんでいました。

しかし、
去年は桜が咲く前に解雇され
その楽しみはなくなってしまいました。

今年のはじめから働き始めた職場にも、
桜が植えられています。
おかげで今年は咲くまでの様子が見られました。

じろうさんは日本全国を走り回る誘導車の仕事をしているので、
「岩手はまだ雪があったよ」
とか
「東京はもう散り始めてたよ」
と、
テレビでしか(今私にはテレビを見る生活ではないので、
それすら見られないのですが、、、)感じてこなかった日本という国の
季節の訪れの違いを、伝えてもらっています。

今年は、私の住む地域の桜は少し遅かったように思います。
咲き始めたぞ!
と思ったら冷たい雨が一日降ったり、
今度こそ一気に咲くのでは!
と思ったらすごい雨が降ったり。
咲く前に散っちゃうんじゃないかと心配になっていましたが、
ついに、固く持ちこたえていた桜が満開と言えるくらいになりました。

下の写真は仕事場の桜です。

それとは別に、
近所の神社には場所の広さに反して三本の桜の木が植えられていて、
毎年とってもきれいに咲いていました。

しかし、
いろいろ問題があったのか、
去年ほとんどの枝を切られてしまいました。

それでも残った細い枝には、今年ちゃんと桜が咲いていました。
本当にすごい力強さだと感じます。

満開の桜も感動的ですが、
こういう外のものから受けた大きな傷に構うことなく、
きちんと咲くべきときに咲く姿勢に驚きます。

やっぱり桜は儚くないな、と感じる光景でした。


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