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「平等に光る」の解説のような

暗い詩が続いているのは、
これを書いた時が気持ちが落ちていたからです。

言葉としてはちょっと乱暴なものが続いてしまっています。


【首を括っても
 あなたは救われない
 手首を切り落としても
 名を捨てて
 野に倒れたとしても
 その指先ひとつ

 あなたにとって
 名前すら等しく
 唐突で 
 あてのないものだったこと
 わたしにとって
 それはなだらかに肌になじみ
 そして唯一だったこと

 この命の炎ひとつで
 あなたは救われない
 もっともっと大きく光り
 ただ純粋に
 明日くらい平等に光り
 それでやっと私は
 あなたの爪先から上へと
 見上げられる】


自分が後悔に沈み込んで命を手放したとしても、
あなたは少しも救われることはない。
自分の命が炎だったなら、
断つときにつよく燃え上がらせたとして、
そんなことでは少しもあなたは救われない。

もしもあなたを少しでも救う=照らすことができるとしたら、
生きることと死を両方背負って、
その上で生きることができて発生する光じゃないか。

あなたが生きることが遠くにあればいい。
遠くてもあるならば、
そこを目指していけると思う。


なんだか同じ感じのことを書いてしまっているな、、、
と思います。
解説読んでくださっている方はもう気付かれてるかと思いますが、
本当に私からの独り言が詩なんです。

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