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debupinoko
「手に心臓」の解説のような
【わたしが ひとりで死ぬときは
どうか 弱まる心臓に手を置いて
思い出の中から
動かなくなる心臓に触れて
わたしが ひとりで死ぬときには】
私は、とある約束のために自殺がおそらくできません。
なので、
十代の頃に
「そうだ、リスカを毎日してたら心臓が弱って死にやすくなるんじゃないか」
と実行していたことがあります。
だからたぶん、
そういうことをしていない方よりは心臓をどうにかして死ぬ可能性を持っているのだと思います。
ああ、死ぬな、と思ったその時、
あなたの手が触れてくれるなら、
もう何も怖いことはないと思うのです。
なので、これはある意味私の願望のような、
切望することの詩です。
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