Siri→ショートカット→Blynk→M5Core2へ数値を音声入力
(2022.11.11時点の情報です。)
経緯
ダダリンタイマー開発の際に、音声入力でM5Core2デバイスに数値の命令を与えたかった備忘録。
ショートカット、Blynkの基本的な使い方は他記事を参照。
この記事のざっくりとした流れ
Siriで音声入力
→ショートカットで数値を判別
→ショートカットでBlynkに書き込み
→BlynkからM5Core2へ
1.Siriの音声入力からショートカットで数値判定
「テキストを音声入力」「入力から数字を取得」「数字からテキストを取得」
の3つのアクションを並べればよし。この後URLに埋め込むため「数字からテキストを取得」を行なっているが、わざわざテキストに変換しなくてもいけるかも。
Siriからショートカットの呼び出しは特別なことをせずとも、ショートカット名を発声すれば良い。
この例でいうと「Hey,Siri ダダリン!」でいい。
Siri「こちらの情報がありました。→ダーリン(桑田佳祐の曲)」
2.ショートカットからBlynkに値を書き込む準備
ショートカットの「URLの内容を取得」を用いてBlynkのサーバーにリクエストを送る方式で値を書き込む。今回のつまりポイント。
Blynkがここ数年で大きな変更があったので、前のバージョンの情報と混在して大変だった。また変更されてるかもしれないから気をつけて。
これを書いている私はあなたよりも遥か昔の2022年です!
最終的には公式テキストから解決。
2-1.Blynkのサーバーアドレスを調べる。
自分のサーバーがどの地域かによって異なる。
web版のBlynkのページ右下隅に書いてある。
fra1.blynk.cloud – Frankfurt
lon1.blynk.cloud – London
ny3.blynk.cloud – New York
sgp1.blynk.cloud – Singapore
blr1.blynk.cloud - Bangalore
参考
2-2.URLを完成
最終的にショートカットで踏むURLは以下
"https://{サーバーアドレス}/external/api/update?token={AuthToken}&{ピン番号}={数値}"
{サーバーアドレス}→2-1で調べたやつ
{AuthToken}→Web版のBlynkで調べられるやつ
{ピン番号}→「v1」とか「v3」とか
{数値}→今回は空にしておいて、1で取得した数値と結合させて最終的なURLとする。
参考
3.ショートカットからBlynkに値を書き込む
あとはURLの前半と1で取得した数字を「テキストを結合」アクションで結合してURLを作成。
「テキストを結合」アクションが少しわかりづらく、
変数xに「URLの前半」と「数値」の両方を代入する。
→「テキストを結合」で変数xとカスタムを選択(カスタムの値は入力しない)
の手順でテキストをつなげられる。
4.BlynkからM5Core2
これもたくさん情報があると思うので別記事で
あとはSiriのウェイクアップワードさえ変更できれば。。。
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