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8月の動画振り返り

8月からYouTubeの毎日投稿を止めて、「自分で作りたいように時間をかけて動画を作ろう、余暇を使って気楽にやろう」と方針を変えたところ、チャンネル登録者数の伸びが良くなりました。登録して頂いた皆様、ありがとうございます。本当に励みになります。YouTubeやってなかったら2021年は虚無だったかもしれない。本当に。

そんなわけでYouTubeに手応えを感じ始めたのと、動画を撮ることや動画編集をすることがなんだか楽しくなってきてしまったので、8月は新しい編集を試したり撮影の方法や角度を変更してみたり部屋の照明に拘ってみたりしていました。そんな8月の動画を振り返っていこうと思います。

どうしてこんな内容の記事がこのタイミングで出るかというと、8月末に「8月のまとめ」という形で出そうと思っていた本まとめ記事が投稿者の怠惰のために9月の上旬が終わるまでずれ込んでしまったからです。投稿者とはもちろん僕のことです。

偏差値40台の中学生が翻訳家になるまで

8月の1本目は、まだ配信からの切り抜きを活用していました。この時点では部屋の照明くらいしか大きな違いはないのですが、「そのうち話そう」と思っていたテーマでもあったので話していて色々思い出すことや話したいことも出てきて楽しかったです。

ただ、「せっかくなら動画として別撮りしてコンテンツを作ってみようか、今ならiMacのカメラを使えば楽に撮影できそうだし……」と思い始めたのもここです。

「特許翻訳は簡単だ」というのは本当か?

本チャンネルではよく見る、「翻訳に関するあれこれや迷信」についての動画です。一応特許翻訳について片足を突っ込んでみた経験があるので、それを思い出しながら、また昔買った専門書を紐解きながら配信中に解説したものを切り抜きました。

片足を突っ込んだとか言ってますが、親指が触れたくらいで「あ、やばいこれ」と思って引き返してきたくらいです。基本的な考え方や最低限の技術だけ拾って戻って来ました。

"言葉に敏感"な翻訳者がHSP診断をやってみた結果

配信ではなくコンテンツとして別撮りにしてみた動画です。この動画から「正面から撮った方が色々弄りやすいな」と思い、色々な編集効果を試してみています。

この辺りからようやく自分の作りたい動画の空気感が分かってきました。自分発信のコンテンツの空気感を掴むのに半年以上掛かったということです。どれだけ闇雲に半年やっていたんだ。闇雲という言葉の表現度の高さに驚く。

翻訳者になるなら、クラウドソーシング? 翻訳会社登録?

編集の味をしめたので、前から「そのうちちゃんとまとめたいな」と思っていた内容についてまとめて話すことにしました。結構ちゃんとまとまったかな、というのと、今後の編集の方向性が分かってきたので結構お気に入りです。ぜひ見てください。そしてチャンネル登録をよろしくお願いします。

この辺りで、「結構動画時間って長くなるなあ」ということに気づき始めました。普通に話しているだけなのに録画だけで1時間とか掛かる。それを編集して言い直しやシーンカットをしてもまだ20分弱になったりする。

別に動画が長くなることに個人的な抵抗はないのですが、これまでは動画時間が5分程度だったので視聴者的にどうかな、という気持ちが少し芽生えました。結果、あまり数値上の変化はなかったので安心しています。

【続:Why not?】京大英語2021前期の和訳問題について翻訳家がもう少し語る

以前に扱ったテーマの焼き増しと言えば焼き増しなのですが、もう少し深いところまで解説してみよう、と試みたものです。改めて考えてみると結構考えるところがあって、翻訳家としても普通に勉強になりました。それなりに多くの人にも見てもらえる動画になり、嬉しい限りです。

ただ、そんな動画で(多分初めての)誤字をしてしまいました。誤字というか誤変換というか。どうしてそうなんだきみは。

【向いている人は?】翻訳家と翻訳家が翻訳について語ってみた【どうすればなれる?】

弊チャンネルで初めて堂本以外の第三者が登場した記念すべき動画です。以前から裏で少しお話させて頂いていた企画で、翻訳者同士が翻訳というものについて語る数少ない機会となりました。

この際なので様々な編集を試したり、いらすとやを使ってスライドを作ったりしてみました。翻訳関連の多くの方に見てもらえて、とても嬉しい限りです。この動画からのチャンネル登録者も多く、重ねてお礼申し上げます。そして何より、ご協力頂いた渡邊ユカリさん、改めてありがとうございました。

堂本がずっとひとりで喋るよりも誰かと話している方が色々な話ができるな、ということにも気付いた良い機会のこの動画、内容としてもかなり示唆に富んだものになっていますので、翻訳に興味がある人はぜひご視聴ください。ぜひ。あと、ユカリさんのTwitterフォローも、ぜひ。

フリーランス8年目に入った翻訳家が買って良かった仕事道具8選

色々なYouTuberの方の動画を見ていて、「買って良かったもの動画」が結構多いことに気付いたので、「まあ、やってみるか」と思った動画です。先人に学ぶのは成功の王道。

とは言え、僕は翻訳者なのでガジェットを紹介したり特別な仕事道具を紹介したりできるわけではなく、デスクツアーみたいな感じになりました。撮りながら「デスクツアーもそのうちできそうだな」と思っていた覚えがあります。そのうちやるかもしれません。

翻訳家がオススメする英語の本 3選

結構多くの人に見てもらえたのですが正直なんで多くの人に見てもらえたのか分かっていない動画です。洋書を紹介したというのが良かったのだろうか。確かに洋書を紹介するのってあまりないですもんね。

紹介した本は新書レベルのものから入門書レベルのもの、専門書レベルのものと多岐にわたっているので、学習者が自分のレベルにあったものを選べたのも良かったのかもしれません。

【メルマガ】Twitter連携のニュースレター作成ツール、Revueって何?【ニュースレター】

ここまでの動画のアナリティクスを見ると半数以上が「チャンネル登録者の視聴」となっていることに気付き、「外部からの流入が欲しいな」と思って、これまで弊チャンネルを知らなかった人が弊チャンネルを見つけられる可能性がある動画を作ろうと考え、自分のメルマガ配信の様子を解説することにしました。めちゃくちゃ時間掛かった。

メルマガ配信というニッチな内容だったこともあり再生数は伸び悩んでいますが、視聴者のアナリティクスではチャンネル未登録者数が9割以上ということになっており、当初の目論見である「外部からの流入」についてはそれなりに役目を果たしている動画であると言えます。

あと、ここから背景の照明がPhilips Hueになりました。加えてHome Podを導入したので、書斎が「Hey Siri、電気点けて」でライトアップされるようになりました。意外と思ったよりも便利です。

【文法】翻訳家が選ぶ"勉強になる"英語の名言5選【哲学】

「そのうちやりたいな」と思っていたコンテンツで、前述のRevueの動画の再生数が落ち込んだのを受けて「既存のチャンネル登録者に楽しんでもらえる内容も必要だ」と考えて作成したものです。アナリティクスによれば6割がチャンネル登録者ということを確認し、この辺りで「新規を獲得する動画と登録者向けの動画の両軸で戦略的に投稿してみよう」と思いました。果たしてこれが吉と出るか凶と出るか。

それにしてもオスカーワイルドが全体の60%を占めてるの、もう少し何とかならなかったのかな。

まとめ

撮影方法を変えたり照明を変えたり、色々試した8月の動画でした。結構変化が大きかったのでどんな影響があるだろうかと思っていたのですが、効果は比較的ポジティブかな、ということを確認し安心しています。何かお気づきの点があったらご連絡ください。

9月はマイクを変えたり配信機材を増やしたりしてみる予定です。今後も色々と変わっていくかと思いますが、良い方向に変えていけるように試行錯誤しますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。




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