「服交換」という、ファッションの楽しみ方。
みなさん、最近お洋服買っていますか?
私は必要以上にクローゼットをパンパンにしたくないので、最近は買う時に慎重になっています。そして、私は新品のお洋服より古着が好きです。
自分のファッション歴を振り返ってみると、実は高校生の頃から古着好き。ワンポイントで古着やお下がりを取り入れる事も多かったと思います。
ギャルブームだった時期は、高級ブランドのバッグを好んでいる子が多かった中で、私は代々木のフリーマケットでイケメンお兄さんがお勧めしてくれた革の斜め掛けバックを買って大切に使っていました。(その古着の革バックは今でも愛用中)
あとは、ママからお下がりでもらったミッキーのTシャツを愛用していたり・・・。
しかしその後、大学に入るとヒップホップダンスの影響もあり、ダンサーの中で安くてデザイン豊富で人気だったANAPで大量に服を漁る日々がやってきます。
「同じ服を着たくない!」
20代のファッションの楽しみ方は欲だらけでした。
そんな時、大好きな友達から着なくなった洋服をお下がりしてもらう習慣がスタートします。
彼女は断捨離をする度に「着なくなったお洋服を捨てるのは忍びない」と思っていて、私は「着なくなった洋服で着たい洋服がある」という需要と供給があっていたのです。
※体型が近いというのもポイント
そうこうしているうちに、私も三十路を迎えて年相応の格好をしたいと思い始めます。色々ブランドを調べていくと、私の着たいブランドは1着あたりのお値段が高め。そして、インパクトのあるデザインが好きなこともあり、1回だけ着てみたいという服も多く・・・。そうなると何着も買わなければいけないのか?と・・・。
でも、何着も所有したいわけではない。
ファッションってお金かかるし、面倒くさいな・・・なんて思っていました。そんな時に、自分とファッションセンスが近い子に出会います。
・好きなブランドが一緒
・私が着ている洋服を買おうとしていた
そんな共通項によって、彼女と私は「洋服を交換しよう!」と意気投合します。
彼女が1ヶ月ニュージーランドに旅立つ時に、お互いの貸したい&借りたい洋服を交換することにしました。
この「服交換」は、新しい体験や価値観を産みました。
彼女が私の洋服を着ると現地の人に「どこのブランド?素敵なデザインだね!」と声をかけてもらったり、私が彼女の服を着て友達に合うと「いつもより攻めているデザインだね!かっこいい!」と褒められたり。
自分では勇気が出なかった背中がバックリ空いているワンピースも、交換したから着ることが出来たし、違う国で自分の洋服が褒められているなんて通常の生活では起こらなかったことです。
「服交換」それはサステナビリティワークの一環として始めた訳ではなく、ファッションを楽しみたいという思いから始まったことです。
結果的に1着を友人と着回すことによって、自分だけでは味わえない服の物語が産み出され、服の新たな価値、そして寿命を長くすることができたと思っています。
これが、私の新しいファッションの楽しみ方です。
大量生産、大量破棄が問題視される中でもファッションを楽しめる方法を発掘して実践してきたいと思います。
読んでくれてありがとうございます。
namaste🙏
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