駄洒落

ダジャレが好き。
思いついたら声に出さずにはいられない。
肌感男子は笑ってくれるが、女子は眉間に皺を寄せてる時が多い。
オヤジギャグはあるのに、オバサマギャグってない。
学生時代にこれ気づいてたら、卒論これで書いてた。
1人でいる時に思いついた、三途の川に放置されたままの洒落たち。

「アシタカ、明日からやるって」
あの行動力の鬼、アシタカにあるまじき。
呪い貰ってんだから、一日一日がとっても大事なのでは。
それ言ってるお前は誰なの?
アシタカのツレみたいなやつ。
その報告を受けてるやつも誰なんだ。
桐島、部活やめるってよの仕様。
この映画観てないから、広げられないの悔しい。

「カラメルに絡める」
正直これは我ながら痺れた。
子どもの時はなるべく、プリンの白身と黒身が混ざらないようにして食べていた。
むしろ、カラメルが苦く感じていて、後半かき込んでいた。
しかし、大人になり、喫茶店などで黒身が上にくるタイプのプリンに出会い、絡めた方が美味しいことに気づいた。
己の成長による、副産物的ダジャレ。
おじゃる丸、あの年で黒身上にきてるプリン食べられるのは環境に感謝せい。


「箱を運ぶ」
身近なものダジャレのトップに君臨するのは、まごうことなく「布団が吹っ飛んだ」で異論はないだろう。
ただ時代が時代なら、ダジャレといえば、「箱を運ぶ」が皇帝として君臨していたに違いない。
それぐらいポテンシャルは高い。
実をいうとこれは自分で思いついたわけではない。
学生時代のバイト先にいた後輩の女子が、
「田中さん、箱を運ぶってダジャレすごくないですか?意外と誰も言ってないですよね?」と興奮気味に言ってきた。
その時は、「ああそうね」ぐらいの反応をしてしまったが、近年猛烈にすごいなと思い始めた。
盲点だった。
盲点を突かれていたのだと気づいた。
非常に思い出深いダジャレ。

「タッカンマリを達観する」
そんな代物ではない。
できたて熱いうちに頂きなさいよ。

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