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「魔眼の魔女」あとがき4 21~30話編
皆様いかがお過ごしでしょうか、秋都鮭丸です。今回も「魔眼の魔女」、振り返っていきます。
(あとがき2で「1話ごと振り返る」的なこと言ってた気がしますが思いっきり嘘です。たまに数話まとめて書いてます)
21話〜ツバメの裏設定〜
まずはカラーイラストから。
pixivの「魔眼の魔女」シリーズページのヘッダー(?)としてずっと使ってるイラストですね。絶妙な身長差が出ています。お気に入り。
内容的には、いよいよ魔女vs.人間が始まるってとこです。登場人物を一気に増やしすぎた気はしてます。もうちょいゆっくり増やすべきでしたね。反省。
さて、裏設定の話でもしますか。こちらのシーンをご覧ください。
カラスを捜索するツバメが、何かに気付くシーン。
次の22話で、球場方面の異音を察知していたことが明かされます。
他の誰も気付いていなかった異音を……。
そうです、ツバメは耳が良いのです。
実はカラス周りの人間達は何かしら五感に特化する予定でした。
カラス本人については作中でも触れられているように、動体視力が良い。視覚担当です。
メジロなんかは手先が器用で触覚担当だったり。
この勢いでカワセには鼻が良い設定がつく予定でした。が。
妙だな、この感じ……某大人気漫画と似ているぞ……。
ええ、鼻が良い長男が活躍する漫画が出てきちゃった訳です。
ってことで裏設定としてしまい込まれました。
ま、こういうこともあるよね。
22話〜閲覧数の2位の話〜
まずはこちらのグラフを見ていただきましょう。
いや見づれぇな。字ちっちゃ。
こちら2021年1月5日時点での「魔眼の魔女」各話ごとの閲覧数を、Excelに手打ちして作成したものです。横軸が話数、縦軸が閲覧数。この時は70話投稿直後なんで、69話までです。
閲覧数トップは1話です。これはまぁ、当然ですよね。これは良いんですよ。
問題は2位。なぜかこの22話が閲覧数2位なんですよ。
なんでなんですかねぇ?
やっぱりあれですか、ヴォルーナちゃんのへそチラが原因でしょうか。
まぁ、なんかタイミングとかいろいろあるんだと思います。
不思議ですね。
あとこの閲覧数グラフ、キリの良い数字(20話、30話、50話、60話)は周りより高かったりして面白いですね。
話の内容としてキリが良い26話が高めなのも納得です。
今んとこグラフにして眺めてるだけですが、こういうデータからウケの良い話とか作っていった方が良いかもしれませんね。うむ、理系的。
(私実は、理系なんですよ)
23話、24話、25話〜サブタイと私〜
まずはお気に入りのページ
この辺の話は、魔女と人間が戦いっぱなしです。
特にゴトウさんの活躍が目立ちますねぇ。なんですかこのつよつよおじさん。
さて、25話のサブタイトル[suspend]、意味は[一時停止する]。内容的にも、アゲハとカラスの協力関係がここから一時停止します。
それに加えて作者たるこの私、ちょうどこの話を投稿した後に大きめの試験がありました。そのため、なんとなく月1で更新していた「魔眼の魔女」そのものも一時停止。
ま、普段の二倍のページ数ある「弱竹の魔女」を投稿するわけですが(阿呆か?)。
26話、27話〜順番通りに十二支会議&ジャクリーヌの策略〜
仕切り直しの26話。
カラスとアゲハは人間側の組織に合流します。
一方、27話は魔女側組織の紹介。
敵組織による幹部会議です。いや〜これは憧れですよね。
この27話で十二支が(ほぼ)勢揃いします。名前だけなら全員。
登場の順番、結構がんばりました。
子(ネズミ)モチーフのネネ、丑モチーフのヘイファー、寅モチーフのリコ、
卯(ウサギ)モチーフのウララ、辰モチーフのタツ、巳モチーフのヤマタミ、
午モチーフのセルフランセ、未モチーフのヨープ、申モチーフのロリス、
酉モチーフのケイコ、戌モチーフのシャーテリア、亥モチーフのイウリ、
と、現実の十二支の順番に合わせて登場しています。こだわりですね〜。
あとこの回だけの出演となった魔女もいますね。それがこの子。
図書館司書の魔女です。名前はハルカ(ここで初公開)。
彼女は水を操る魔法が使えるんですが、如何せん弱い。ので、図書館で湿気を取り払ってます。
え、地味……。
元々はこの子も最終決戦に出す予定でしたが、正直魔女側は十二支だけでお腹いっぱいってくらいキャラが多い。のでカットしました。
英断だね(自分で言うな)。
あとここで書いた閲覧記録、27話の最後で王側近ジャクリーヌの手に渡ります。
ここのジャクリーヌさん、セリフと顔は「お前余計なことに気付きやがったな」オーラ全開ですが、証拠となる記録はバッチリ燃やしてます。
彼女は王に近すぎる立場故に、催眠魔法に関する調査をおおっぴらに行うわけにはいかなかったのです。王への反逆の意思を固めたのも、旧友であるキプリンギの死後ですしね。
ハルカちゃんが言っている「改定」、ジャクリーヌが独断で行ったものです。レベル2だった[催眠魔法に関する本]をレベル3することで、閲覧者の記録が自分に回ってくるようにしたわけですね。
こうやって、王反逆の仲間と糸口を探そうとしてたと。この辺詳しく描けたらもっと良かったかもしれませんね。
28話、29話〜タイミング逃しのアゲハ〜
[波紋の鐘]と言うキーワードが登場する28話。これに関してはまたの機会に。
カラスとツバメの会話シーン。
カラスは25話での会話を思い出しています。
カラスが「周囲の人物には聞かれたくない事情がツバメにはある」と察した場面です。その事情、ツバメの過去が語られます。
ツバメの過去、そしてキヌと言う魔女の存在と死を知ったカラスは、アゲハに相談にいきますが……
ここでアゲハに遮られ、タイミングを完全に逃します。
アゲハがツバメのことを察するのは66話になってから。
この段階でツバメの事情をアゲハが知ったら、なんて言うんでしょうね。
30話〜アゲハの感謝表現法〜
背中合わせカラーイラストシリーズその2。
さらに鉤括弧サブタイトル。非常に重要な回でした。
こちらのアゲハの感謝キャンセルシーン↓
カラスはもちろんですが、作者である私もまだ言わせたくないセリフ。
本編でアゲハが「ありがとう」と口にするのは一回だけ。
69話の最終ページだけなんです。
なのでそれ以外でアゲハが感謝を示すときは、大体「すまない」とか言ってます。すまない。
あとはこの「戦う理由はないだろう?」のコマ。
ここのアゲハの表情お気に入りです(ただのお気に入り紹介多くない?)。
今回はこんなところでしょうか。
話数的にはもうすぐ折り返し地点、ついてきてくださいね(?)。
それでは。
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