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中学修身書

という本を読んだ。 

発刊は明治42年(西暦1909年)10月7日
著者 澤柳 政太郎
とある。

今から113年前もの中学校の教科書である。


修身書という科目は1945年敗戦まではあったらしい。
GHQが軍国主義を促進するとの理由でなくしたらしい。

いまでいう道徳の武士道版みたいな科目

メルカリで入手した。
一節を紹介する。

不勉強

人はおのおの生まれつきの才能を異にするものなれば
万人同様の発達は望み難しとするも、ある程度までは
各自の努力によりて達することを得るべし。然るに
若し勉強せず、忍耐の力なく些少の困難にも堪えず
空しく一生を終わるが如きあらば
これ大いに恥ずべきことなりとす。

こんなかんじで勉強しなければいけないことや

怠惰な生活をしてはいけない 

言葉づかいには気をつけなくてはいけない

など生き方について厳しくかいてある内容だ。


武士道精神が修身書にはある。

GHQが日本人の精神性の高さゆえに抵抗する

戦力に恐れおののいたのだろう。


現代でもじゅうぶん勉強になると思う。

修身書を是非、義務教育にとりいれたいと思った。

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