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カーペットを敷こう(カーペットの基礎知識)

カーペットやラグ・マットは気軽にお部屋の雰囲気を変えたり、個性を演出するインテリアとしておすすめです。
マットを玄関に敷くと、風水的にはそこで悪い気を吸い取ってくれるそうです。

カーペットやラグを敷くことで、転倒時になどには安全性があり、保温においても優れています。
また、防音性に優れているので、マンション等では特に適しています。
最近ではフローリングのお部屋も多いですが、リビング等で直接寝転んだりしても痛くないですし、ホコリを吸着してくれるので、ホコリがたちにくいです。素材によっては、防湿効果のあるものやその他の機能性のある商品もあります。

カーペットやラグ・マットの種類としては、ざくっとわけて手織りと機械織りがあります。
手織りの敷物の代表的なものでは緞通があり、有名なものでは、ペルシャ段通、中国段通、パキスタン段通等がります。
素材はシルク、ウールが多いです。実際高いですが、高級感のあるものや、かわいいもの、かっこいいもの、ワンランク上の個性を出したい時には、特にオススメです。
機械織りの敷物の代表的なものは、ウィルトンカーペット、アキスミンスターカーペット等がり、針を刺し込むものにタフテッドカーペット等があります。
機械織りの敷物は手織りの敷物と比べるとリーズナブルです。
それでも何十万する高いものから、1万円程度の安いものまで様々あります。タフテッドカーペットは、よくホームセンター等で見かけられる無地のカーペットで、量産ができるため、コストをおさえたカーペットになります。

カーペットやラグ・マットに用いられる繊維の種類では、天然素材のものと、化学繊維のものがあります。
天然の素材には、シルク、ウール、コットン等があります。
シルクは光沢があり、優雅な質感の高級品で、ウールは、通気性、保温性、耐久性に優れています。コットンは、吸水性にすぐれ、水回りの商品に適しています。
化学繊維には、アクリル・ナイロン・レーヨン・ポリエステル・ポリプロピレン等があります。
アクリルはふっくらと柔らかく、ウールに似た性質をもち、ナイロンは、摩擦に強く切れにく。レーヨンはビスコースとも呼ばれ、シルクのような光沢があり、ポリエステルは耐久性があり価格を低く抑えれます。
ポリプロピレンは軽くて強いのが特徴です。

上にも記述しましたが、カーペットを敷くことに様々な利点があり、
敷く場所によって素材を考慮すれば、より暮らしを快適にしてくれます。
価格は少し高くなりますが、長く使える手織りのすばらしい雰囲気はより生活に彩を与えてくれますし、手頃な価格の機械織りもまた、使う人の個性を十分に引き出してくれるでしょう。
洋服や家電、身の周りのものには、お金をかける人は多いですが、足元もおろそかにせず、ちょっとこだわりもって敷物にふれると普段の生活をちょっと豊かにしてくれると思います。

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