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絨毯って案外面白い

絨毯と私との出会いを少し、誰が知りたいねんって突っ込みが入りそうですが。自己紹介のところでもちょっと触れましたが、父が長年商社勤めで、色々な商品を扱っていました。
当時は日本の商品の輸出をしており、その中には絨毯もありました。
国産の絨毯は今では少なくなりましたが、この辺りでは、堺や西脇から沢山のウィルトンカーペットや平織のカーペットなどが輸出されていました。
しかし、日本が円高で価格的な競争力が弱くなり、輸入へシフトしていったようです。


そんな環境でしたので、家には手織りの段通や繊維で織られたタペストリー等、敷物だけはちょっと立派なものが多かったように思います。
そんな中で育ちますが、子供の私にとっては大した影響もなく大人になり、絨毯とは全く関係のない仕事に就きましたが、父が定年と同時に会社をおこし、手伝いだしたのがきっかけです。


はじめは仕事で扱っているだけで、興味はありませんでしたが、携わっていくうちに好きになっていった感じです。
絨毯は敷いてなんぼ。手織りの高級品でも日常で使って、楽しんでほしいです。当然私も、日常で色々使っています。


絨毯に興味が湧いてくるのと並行して、段々自分でもほしくなってきて、いずれ使うつもりで、多くはないですが色々集めていってます。
別に珍しいものとかではなく、仕事柄手に入れたものや、旅先での思い出にと適当に入ったお店で買ってみたもの等々。
ほんとに色々な種類があるので、ついつい集めてしまいます。やっぱり集めるのは、手織りの品がいいですね。温かみがあって、かわいいものや渋いもの、とてもきれいなもの、心がくずぶられます。

下の写真は、左はクラシカルチャイニーズなチベット段通、右は旅行先のトルコで買ったシルク段通

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普段の生活の中で、その場所によって快適に過ごすためのアイテムとして、また、眺めてめでて敷物を使ってほしい。
家の中でも、玄関・リビング・ダイニング・寝室・キッチン・洗面所・トイレ等、色々な場所にそれぞれ適した商品があります。
玄関やリビングには、少しいいものをチョイスして、キッチンや洗面所には機能性や価格に優先順位をおいたり、敷物の溢れた暮らしを、一人でも多くの方にしていってほしいです。

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