Twitterの休眠アカウント削除の件について

マスクよ削除するってことは簡単なことではないんだぞ

TwitterのCEOであるマスク氏が休眠アカウントについて削除する方針を示した。

確かにアカウントを削除することによってユーザー名に空きができ有用に活用されるが、仮に削除を行おうとするといろいろと問題だらけである。それではみていこう。

1.どういう基準で削除するのか

まずはこれが一番問題になってくるだろう。何をもってアクティブではないかを考えるのは実は難しい問題である。まずツイートやいいねをしていれば間違えなくアクティブユーザーであるとみなされるだろう。しかし、ログインしているものの閲覧だけとか連携アプリしか使っていない人とかもいる。また単に病気や勾留などで単に一時的に使えてないだけかもしれない。凍結されたアカウントとかかなり限定的にすればまだよいかもしれないが、多種多様な活用法があるTwitterではメールみたいに簡単にはいかないだろう。

2.削除そのものにコストがかかる

みなさん散らかっている部屋を掃除する時を考えてほしい。分別せずに部屋のものをすべて捨てるとなると単にごみ置き場にもっていって回収すればいいから比較的簡単である。しかしながら、必要のないものだけを捨てようとするとそれぞれについて検討しなければならないので時間がかかってしまう。これにはデータにも同じことが言え、データが全部いらないならフォーマットしたりデバイスそのものを壊せばいい。しかし一部でもいるデータがある場合探す必要があり時間がかかる。そのため休眠アカウントを洗い出すだけでもそれなりのコストがかかってしまうのではないだろうか。万が一洗い出している間にアクティブになったら外す必要も出てくる。さらに間違ってアクティブユーザーを削除してしまう事故が発生してしまうかもしれない。その場合は取り返しのつかないことになるかもしれない。

3.Twitterに復帰することを妨げる要因になるかも

何らかしらの事情でTwitterが使えない・使わなくなった後にやっぱりまたやりたいってなったときに前のアカウントがあればすぐ復帰できます。フォロワーなども基本的にそのままですし、大きく変わらない形で運営できるでしょう。きっと多くの場合復帰してくることに歓迎の声を示すでしょう。しかしもし削除してしまうと1からアカウントを作り直さなくてはいけず手間がかかってしまいます。そうするとやっぱり復帰するのはやめとこうとなりかねません。

4.有用な情報が失われる

実はこれが一番問題なのかもしれません。倒産や解散した時多くの場合HPはなくなります。しかしながら、SNSは残っている場合もあるので過去の情報を探す手がかりになります。またSKE48みたいにリニューアルとかで過去のデータがぶっとんだ時などにも貴重な情報源となります。事実、私も過去の情報を調べるのに何度Twitterを活用したことか。もちろんアクティブユーザーだけで情報がわかることもありますが、休眠アカウントの情報に助けられることもきっとあるでしょう。

5.思い出が消える

亡くなった人やTwitterから離れた人とのやりとりをたまに見ている人きっといるでしょう。亡くなった人アカウントとかは遺族が管理するとこともありますが、多くの場合休眠アカウントになりがちです。もしなくなってしまうと思い出に浸る機会が減ってしまいます。これでは悲しいです。削除したいと思っているのではないか?と考える人もいるでしょう。もし本当にアカウントを削除したければ設定のところから簡単に削除できるので、おそらく削除しているでしょう。残したいと思って意図的に残したりしているケースもあるでしょう。

6.新たななりすましが発生する懸念

もし休眠アカウントを削除すると、そこに空きができます。ということは第三者が簡単に取得できることになります。裏を返せばなりすましが容易になるということです。ただでさえ現状でもなりすましが出ているので

もし企業や有名人のアカウントが休眠アカウントとして削除されたなら、そこのユーザー名を利用してアカウントをなりすますことが後を絶たないでしょう。例で挙げた片岡成美のSKE48時代のTwitterアカウントIDは@narumi__0313となっており普通に使えるものとなっています。

もし削除されてたならなりすまし犯はこのIDを活用しようと考えたはずです。さらに現在は誰でもTwitterの青バッチを取得できるようになったため事実なりすましが増加してしまいバッチ取得者の表示名が変更不可になる事態になり不都合が生じています。ほかのSNS例えばYouTubeでも山口達也officialを名乗るユーザー(もちろん非公式です)みたいなものが出てきており休眠アカウントを削除することでなりすましの発生に拍車がかからなくなるでしょう。

以上のように懸念点をあげましたが実際にはもっとあるかもしれません。そのためTwitterは休眠アカウントの削除について今一度再考しても羅位タイと思います。ちなみに私は休眠アカウントの削除に基本的に反対です。


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