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門脇木材PR動画撮影 byマツリ

2022.02.09マツリ

9:30頃から仙北市門脇木材本社撮影開始。社長さんとお話をした後に、本社事務所でインタビュー&撮影。移動して伐採現場、秋田バイオマスチップ、協和工場などにて取材&撮影。

〈今日の気づき・感想〉

 門脇木材の様々な現場を見学してみて、「木を最後まで使い切る」という経営理念がしっかりと実現できているなと感じました。林業のイメージとしては木を切って売るという単純な作業のように考えていました。しかし木を削ってできたおがくずは家畜業者に売り、木の皮、端材、規格外の木などはバイオマスチップにしてボイラーなどの燃料として使用したりなど、ふつうはゴミとなってしまう部分の処理方法まで確立されていることにとても驚きました。また須田さんのインタビューの中で答えていた社員の方が、門脇木材の強みとして「様々な事業を行うことで、いろいろな経験・挑戦ができる」とあげており、木を最後まで使い切る処理技術を持っていて、それに応じた事業を行っているからこそだと感じました。

これは余談にすぎますが、林業の会社だからなのか、各現場にある事務所がすべて木造の民家のような建物で、こんなオフィスで仕事できたら楽しいだろうな、将来こんな家に住みたいなと感じてしまいました。(笑) 天井の木がむき出しな感じやテーブルが一枚板でできているところ、名刺入れが木製なところなど、おしゃれな部分がたくさんあって羨ましかったです。このような部分も細かい点ではありますが、林業に関わっているからこそできることなんだろうと思いました。

門脇木材がSDGsの問題についても大きく貢献していると思いました。例えば、秋田バイオマスチップで作ったチップを隣の発電所に送るというのは、運搬におけるCO2の削減につながっていました。また自社で作ったバイオマスチップを燃料としていることから、火力発電の消費も抑えられていました。このように歴史のある企業でも、今ある環境問題に対応することができていました。このことが、企業をより長く続けられる秘訣の1つだと思いました。

社長さんがお話の中で、「時代の流れに乗った考え方、方法をとっていかなければいけない」とおっしゃっていました。それは林業だけでなく、すべての仕事・事業でもとても大切になってくると感じました。もともとある理念を崩さずに続けていくことはとてもいいことですが、やはりそれだけでは消費者や利用者のニーズに合ったものは生み出せません。時代に合わせていくことが何をやるにも欠かせないと感じました。また、「ユーザー重視の買ってもらえる木材を目指す」という言葉もありましたが、これは須田さんがインタビューで意識している相手が話しやすい環境づくりをするのと、似ている部分があると思いました。どちらも相手に配慮し、相手に気遣いをしている考え方だと感じました。これから社会に出ていく中で、相手に重きを置いた考え方はとても重要だと思ったので、意識して取り入れたいです。

はじめて須田さんが取材している様子を見て、そして須田さんから取材のときに気をつけた点を聞いて、想像以上にいろんな仕掛けをしていて少し驚きました。インタビュー相手を第一にしていることはもちろんですが、それを編集する人のことを考えたり、次の質問を引き出すために質問内容の順番を工夫したり、とても細かい部分まで気を配っていることが分かりました。私は今回のインターンでは取材と記事起こしのどちらも行うので、編集する人のことを考えることは重要視していませんでしたが、これができると自分の記事起こしも格段にしやすくなると思いました。自分が取材する立場になったときは、今回須田さんから学んだインタビュー時のポイントを実践したいと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明日も頑張るぞ!

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