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【無料】フェブラリーS2024 全頭診断と印馬

【レース展開予測】

先行勢が多いのでハイペースの可能性が高く、枠による有利不利はいつも以上。
能力が抜きん出た馬はいない(有力馬は海外へ行ったため)。
従来のフェブラリーSは人気馬が順当に勝つイメージがあるが、今回は荒れると予想。

【注目したいデータ(10年分)】

  1. 1番人気の複勝率90%、連対率70%

  2. 1枠の成績不振

  3. 「先行」最多勝利

  4. 「5歳馬」好成績

  5. 前走「根岸S」に注目


人気データの詳細

1番人気【5.2.2.1】
2番人気【3.2.0.5】
3番人気【0.1.2.7】
4番人気【1.0.2.7】
5番人気【0.3.0.7】
6番人気以降【1.2.4.101】
1番人気が驚異の複勝率90%、連対率70%となっており、基本的には馬券内に絡むと思って良いでしょう。
そして、三連系を買うのなら中穴までに留めておくのがベストかと思います。
過去にはコパノリッキー(16番人気1着)のようなこともありましたが、大穴好走は珍しいです。

実力馬を本命に据え、
中穴で高配当を目指すのがベストです。

枠データの詳細

1枠【0.0.0.19】
極端な偏りは1枠のみです。
勝利はおろか複勝圏もなしですが、データ範囲を過去20年に広げてみると【1.1.1.35】という結果になっています。
その他の枠に関しては、特筆するような成績ではありませんでした。
内枠外枠という括りならば、外枠有利かと思います。

脚質データの詳細

どのダートレースにも言えますが、
やはり先行【6.1.2.31】の成績が優秀です。
砂かぶりが少ないからでしょうか。
人気薄の「先行」などは、おもしろい存在かもしれません。

歳データの詳細

4歳馬【4.1.1.19】
5歳馬【4.4.4.24】
6歳馬【2.1.3.27】
7歳馬【0.3.0.33】

一応、5歳馬の成績が優秀ですが、あくまで参考程度に。4〜6歳馬であるのなら、あまり気にしなくて良いです。
7歳馬以上は割引評価です。

【7歳以上の該当馬】
カラテ
タガノビューティー
レッドルゼル


前走レースデータの詳細

【根岸S】
【チャンピオンズカップ】
【東海S】

これらのレースに出走していた馬がメインのため、自ずと成績は良いです。
東京大賞典などの地方交流戦での勝利馬は、勝ちきれないことが多く、良くて2着止まり。

【前走根岸S】
アルファマム(8着)
タガノビューティー(13着)

【前走チャンピオンズカップ】
ウィルソンテソーロ(2着)
ドゥラエレーデ(3着)

【前走東海S】
オメガギネス(2着)
ペプチドナイル(6着)


【全頭診断】

※S.A.B.Cの相対評価となっています。
オッズ期待値を加味した評価なので、素直な能力評価にはなっていません。

S評価 本命 軸推奨
A評価 対向
B評価 ヒモ推奨
C評価 切推奨


1枠1番 イグナイター 評価 B+

前走「JBCスプリント」1着。
速時計の盛岡で能力を発揮しているので器用な馬。
1枠が悔やまれるが穴馬におすすめ。

1枠2番 シャンパンカラー 評価 C

初のダート戦。
少しでも芝を長く走りたいところに1枠は、流石に買いずらい。

2枠3番 ミックファイア 評価 B-

地方では無双状態だったが、前走「東京大賞典」では中央古馬に敵わずの8着。
ワンターンではなく4コーナーの方が向いていそう。

2枠4番 ドゥラエレーデ 評価 B

危険な人気馬。
過去のダート2戦ともに馬券内だが、
レース展開、位置取りがドゥラエレーデに向いてたように思う。
フェブラリーSのメンバーでは、過去レースのように展開が向かない可能性が高く、さらに戦歴なよる過剰人気のため、B評価とする。

3枠5番 オメガギネス 評価 A

紆余曲折あり、ルメール騎手が騎乗へ。
今のところ連対率100%。
前走「東海S」ではウィリアムバローズに負けたものの、実力はG1級。

3枠6番 カラテ 評価 C

2歳以来のダート戦。
シャンパンカラー同様、内枠か悔やまれる。
8歳△。

4枠7番 ガイアフォース 評価 B

初のダート戦。
芝ではマイル、中距離共に大きく崩れることのない結果を残している。
もう少し外目枠なら良かった。

4枠8番 セキフウ 評価 C

好材料なし。

5枠9番 ペプチドナイル 評価 C

好材料なし。

5枠10番 タガノビューティー評価 A

前走「根岸S」13着。
どのレースも「追込」のみのため、前走は展開が全く向かずの13着。
しかし、昨年の根岸Sではレモンポップ相手に良い勝負をするなど、その能力は高い。
ドンフランキー大逃げでの前総崩れのような展開があれば…?
7歳△。

6枠11番 キングズソード 評価 B+

前走「東京大賞典」5着。
内前有利馬場での5着のため、着順以上に評価出来る。
この結果で人気が下がるのなら狙い目である。

6枠12番 スピーディキック 評価 C

好材料なし

7枠13番 レッドルゼル 評価 A

ラストG1ということで良い仕上がり。
ただ8歳という点と、川田騎手ではないのが残念。
このメンバーだと抜きん出ている印象。

7枠14番 ウィルソンテソーロ 評価 A+

前走「東京大賞典」2着。
勝利したウシュバテソーロには及ばずだが、高い能力を持っており、「先行」「差し」も使い分けることを考えると信頼が置ける。器用な馬。
松山騎手△。

8枠15番 ドンフランキー 評価 C

おそらく今回も逃げるはずなので、展開の鍵を握る一頭。
前残り展開だとしても、他の有力馬たちがドンフランキーを捉えきれない…という状況は起こりづらいように思う。
初の1600mというのも不安点の一つ。

8枠16番 アルファマム 評価 B

前走「根岸S」8着。
実は根岸Sで上がり最速。
距離延長と大外枠は、アルファマムにとってプラスに働く可能性あり。
そして今ノッているキング騎手というのも◯。
穴馬におすすめの一頭。


【印馬】

◎14ウィルソンテソーロ
◯13レッドルゼル
▲5オメガギネス
△10タガノビューティー
穴11キングズソード
穴1イグナイター
穴16アルファマム


【アキステのあとがき】

というわけで今年初めての全頭診断でした。
強いダート馬はみーんな海外へ行ってしまったわけですが、だからこその群雄割拠な感じが最近のフェブラリーSの特徴かなと思っております。

だから荒れてくれ!

いつもの如く最終的な買い目は当日パドック後にXにて発表します!
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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