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【無料】阪神ジュベナイルフィリーズ2023 全頭診断と印馬

【レースの特徴】

阪神芝1600m右回り。
スタートから3コーナー手前まで緩やかな登り坂が続き、さらにゴール前にも急坂が存在するのが大きな特徴。
また、その最終直線も長く、前半での坂による負荷に耐えつつも、最後の脚を残さなければ勝つことが出来ないレース。

【注目したいデータ(10年分)】

  1. 1番人気の成績が超優秀

  2. 枠による有利不利なし

  3. 脚質は「差し」

  4. 前走「アルテミスS」組に注目



1番人気【5.1.0.4】となっており、
最多勝利と連対率ともにトップです。
2歳馬戦ということもあり、もちろん過去には荒れた展開もありましたが、
意外にも堅実な決着が多いのがジュベナイルフィリーズの特徴となります。
1番人気を馬券から外すのはリスクが高いかもしれません。
人気馬から軸を選び、ヒモで波乱を狙うのが、買い方としてはベターかもしれません。



スタートからの直線が長く、外寄りの枠からでも位置取りがスムーズに行われるため、枠による有利不利は少な目です。



逃げ【1.0.0.9】
先行【3.1.1.36】
差し【5.6.8.53】
追込【1.3.1.50】
「差し」が頭一つ抜けた好成績です。
ちなみに「逃げ」の勝利はレシステンシアのみでした(データ範囲を過去20年でもレシステンシアのみ)。
レシステンシアぐらいの馬でなければ、このコースでは逃げ切れないという証明になってしまいます。
逃げ馬は割引評価すべきです。




前走「アルテミスS」が【5.3.3.21】という結果でしたので参考にすべきデータかと思います。
ちなみに、
過去10年の勝ち馬はすべて「2着以内」でした。
今回は該当するのは
サフィラ(前走アルテミスS2着)
のみです。サフィラにとってはプラスの評価となりそうです。

前走のパフォーマンスが直結しやすみレースのようで、前走3着以下は勝利がなく、唯一、ユーバーレーベンのみが前走6着以下から複勝圏内に食い込んできています。


【全頭診断】

※S.A.B.Cの相対評価となっています。
オッズ期待値を加味した評価なので、素直な能力評価にはなっていません。

S評価 本命 軸推奨
A評価 対向
B評価 ヒモ推奨
C評価 切推奨


1枠1番 コスモディナー 評価 C

前走「クローバー賞」1着。
レース内容はあまり良くない。

1枠2番 クイックバイオ 評価 B

前走「ファンタジーS」7着。
内前有利の中で、後方大外から伸びての7着は、トップとの秒差0.5秒こそあれど、そこまで評価を落とす内容ではない。
前々走「ききょうS」1着での走りっぷり的に、
ファンタジーS7着で人気薄となれば、能力とオッズに差が生じることとなり、穴馬に面白い一頭。

2枠3番 キャットファイト 評価 A

前走「アスター賞」1着。
先行好位置から一気に抜け出し、そのまま差をつけてゴール。強い競馬をしていた。
阪神コースにも合いそうな脚質。

2枠4番 ニュージェネラル 評価 C

前走が新馬戦からの参戦。
特に光るものは感じなかった。

3枠5番 スプリングノヴァ 評価 B

前走「サフラン賞」1着。
追い上げてきたステレンボッシュとハナ差の1着だが、実力は示すことができたか。

3枠6番 ステレンボッシュ 評価 B

前走「赤松賞」1着。
前々走「サフラン賞」ではギリギリスプリングノヴァに届かずハナ差の2着で、負けている内容ではなかった。
阪神コースにも合いそうな脚質。
ルメール騎手◯。
チェルヴィニアが出走しないため、急遽ステレンボッシュにルメール騎手が乗ることになった。

4枠7番 アスコリピチェーノ 評価 B

前走「新潟2歳S」1着。
レース内容的に能力の高さがわかるが、上がりも最速というわけでもなく、本命の印を打つほどの信頼はできない印象。

4枠8番 プシプシーナ 評価 C

前走「白菊賞」1着。
特に光るものは感じなかった。

5枠9番 テリオスルル 評価 C

前走「東京スポーツ杯」最下位。
牡馬に混ざり唯一の牝馬だったが、さすがに負けすぎか。

5枠10番 コラソンビート 評価 A

前走「京王杯」1着。
見事な末脚で、後方から差し切ってのゴールは能力が高い証。
戦歴も他の馬よりあり、信頼しやすいのも◯。
世代では頭一つ抜けている印象。

6枠11番 スウィープフィート 評価 B

前走「白菊賞」2着。
抽選を経ての参戦だが、勝利したプシプシーナよりは強い競馬をしていた。
穴に面白い一頭。

6枠12番 シカゴスティング 評価 B

前走「ファンタジーS」3着。
荒れた内馬場を進みながら速度を落とさない脚は素直に評価したい。
勝利したカルチャーデイより自力は上。
オッズ妙味も含め、買いたいのはこちら。

7枠13番 カルチャーデイ 評価 B

前走「ファンタジーS」1着。
外有利の最終直線で瞬発力をみせてゴールしたが、途中失速してしまい、後続に追いつかれそうになったため、自力はドナベティ、シカゴスティングの方があるのではないだろうか。

7枠14番 サフィラ 評価 A

前走「アルテミスS」2着。
勝利したチェルヴィニアに次ぐ上がりの速さで連対。今回のメンバーレベルならば上位の実力か。
データ的には前走「アルテミスS」好走馬は好成績なので評価を上げたい。

7枠15番 ナナオ 評価 B

前走「もみじS」1着。
逃げる形となったが、最終直線に入っても脚は衰えずに早い上がり速度をキープし、1番人気馬をさらに突き返したので能力が高い。

8枠16番 ルシフェル 評価 C

前走「萩ステークス」1着。
まだ荒々しい雰囲気あり。
途中左に流れようとする仕草が見られ、操縦性は高くない印象。

8枠17番 ミライテーラー 評価 C

ダートから初の芝に挑戦。
転向や、前走3着など不安要素が多く買いづらい。

8枠18番 ドナベティ 評価 B

前走「ファンタジーS」2着。
評価はシカゴスティングと同様。


【印馬】

◎10コラソンビート
◯3キャットファイト
▲14サフィラ
△13カルチャーデイ
穴2クイックバイオ


【アキステのひとこと】

抜けた存在がいないっぽいレースですが、
怪物リバティアイランドも去年の今頃はそこまで目立っていなかった気がします。
この中にもいるかもしれませんよ?
未来の怪物が。
というわけで混戦ムードな感じのレースです。

荒れてくれ!

最終的な買い目はXにて披露します!


ここまで読んでくれてありがとうございます!

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