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【デジタルファッション】元ラルフローレンの重要ポストが始めるプロジェクト【SYKY】

こんにちは。アキスケです。

今回は最近にスタートしたデジタルファッションのプロジェクトを調べてみました。

名前は【SYKY(サイキー)】。
創業者は元ラルフローレンのデジタル部門の最高責任者であったアリス・デラハントさんです。

先日、このSYKYが日本円にして約12億円の資金調達をした、というニュースがありました。そもそもそのニュースで初めてSYKYを知りました。

現在のデジタルファッション、ひいてはweb3業界の市況は一時期より良くなってきてはいるものの、まだ下火です。

そんな中で、こうしてそれなりに大きな資金調達に成功したことと、元ラルフローレンの人間が始める というところに興味がわきました。

結論からいうと
SYKYはデジタルファッションに想いをよせるデザイナーやファッション好きが集まれる場所を提供するプロジェクトです。

なお、今回のお話のソースはこちらの記事です


SYKYというプロジェクトの目的

SYKYの雰囲気は割りと静かです。
ラグジュアリーブランドのような品のある感じ。

NFTも販売していて1/20にリリースし、価格は約2倍になっているものの「知る人ぞ知る」的な感じです。

その理由は、今のところ大規模にNFTを展開していないということもありますし、

また、そもそものプロジェクトの目的が 
SYKY自体で何かの製品をリリースするのでなく、
デジタルファッションに期待するデザイナーや
ファッション好きのための場所づくりに
あるためと思われます。


SYKYはデジタルファッションに期待を寄せる人のための場所

公式サイトを見ると SYKYの提供するものは

・次世代のデザイナーの創作の場
・デジタルファッションを楽しみ人たちの
 情報交換の場
・アイテムの取引、売買の場

であると読み取れます。

今後、さらにファッションのデジタル化は発展し、それに特化したデザイナーやユーザーが増えてくると予想されます。

SYKYはそれらの人々にとっての創作の場であり、交流の場であることを目指しているのだと思われます。


NFT:The SYKY Keystone Membership Pass

少し前に「NFTを販売している」と書きました。
下の画像がそれで「The SYKY Keystone Membership Pass」という名前で
イーサリアムチェーンで
987個発行されています。

Open Seaより引用

このモニュメント型のNFTの役割は
簡単にいうとSYKYコミュニティに参加するための会員証です。

保有していると
・SYKYが開催するイベントに参加可能
・SYKYに参加のデザイナー作品へ早期アクセス
・特別なリサーチ情報へのアクセス権
・保有者限定コミュニティに参加

などの特典が得られるようです。


多様性 SYKYの強み

デジタル領域に関心を寄せるデザイナーやファッション好きへのアプローチだけでなく、SYKY は現代で注目される「多様性」にも企業として取り組んでいます。

女性、有色人種、性的マイノリティのメンバーで構成されていて、創業者は「この多様性がSYKYをより強くしている」と語っています。

さまざまな種類の人がいるということは、その分だけ多くの発想が期待されると言われていますし、

また、「多様性の科学(マシュー・サイド著)」では危険回避にも繋がるといわれています。


おわりに

今回はスタートしたばかりのデジタルファッションのプロジェクト【SYKY (サイキー)】について調べてみたことを書いてきました。

まとめると SYKYというプロジェクトは
・元ラルフローレンの
 デジタル部門の最高責任者が創業者
・市況停滞のなか約12億円の資金調達
・プロジェクトの目的は
 └次世代のデザイナーの創作の場を提供
 └ファッション好きへの情報交換の場の提供
 └アイテムの取引、売買の場の提供
・1/20に会員証の役割を果たすNFTをリリース
・上記NFTの価格はスタートから2倍でまずまず
・多様性を取り入れている組織

以上の内容でした。

ビジュアル面を含め、より詳しく知りたい方は
公式サイトを覗いてみてください。

それでは、また!

■SYKY公式サイト

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