【2024/01/01 開運日のおニュー】
今時「おニュー」と言うのだろうか。2024年1月1日は天赦日、一粒万倍日、甲子の日、日盤切り替え、我が家ではついでに息子のマヤ暦バースデーまで重なる大開運日となった。1月1日ってだけでもおめでたいのに。界隈では、新しいことのスタート、購入・使い始めに、良い日とされている。
ご多分漏れず、私も今日から使おうと「おニュー」のものがいくつか準備した。
一つは家庭の小口現金的なものを入れておくお財布。皇居の売店で売っている菊の御紋が入った革の財布。
あと、スマホケース。これは11月末のブラックフライデーのセールで買って準備していたのだが、クリスマス頃配送ミスが発覚し海外から再送することになり、元日には間に合わないと思っていたものが、2回目は奇跡的に1週間で届き、新調することができた。
それと家族全員分は歯ブラシを新しいものにかえた。
もう一つ、思いの外、新しく使い始めることができたものがある。「遮光器土偶のニット帽」である。
私はりんご好きなので、青森県好きなのだが、青森といえば近年「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されて、縄文土偶も強くおしているらしく、じわじわと土偶にも惹かれるようになってきた。そして先日ネットサーフィンしていて見つけてしまったものが、小牧野遺跡の「遮光器土偶ニット帽」。土偶の目に当たる部分が遮光器(スノーゴーグル)をつけているような形なのでそう名付けられているらしい。多分、土偶といえば…あれか、と多くの人が頭に浮かべるアレだ。その土偶の髪型と遮光器部分を上手いことデザインに落とし込んだニット帽に一目で雷に打たれたように魅了された。
しかしこの帽子、小牧野遺跡の公式グッズだけど、作り手が1人しかいないそうで、年に一回抽選販売、今年は75個しか販売していない。12月下旬、抽選販売が終わったばかりの時期に存在を知ってしまった私、欲しい!来年は絶対申し込む、でも当たるかなぁ、くすん。と思いながら、メルカリで「遮光器土偶 ニット帽」で検索したら、ほんの数点だけど、出てた!でも全部soldで、そして定価の2倍以上の値段で高かった、くすん。しかし!私の狙ったものの引き寄せ力はすごいので、3日後には定価の半額の未使用の出物を見つけ、購入。買えただけでもホクホクの年末だったのだが、さらに大晦日に商品到着という僥倖。
思う存分、元日の大開運日に「被り始め」させてもらった。初詣にも被っていき、神様にお披露目と感謝を伝えた。大開運日に遮光器土偶のニット帽を使い始めるという開運アクションをとった人、私だけじゃないかな。幸せな年明けだった。
それにしても!編み物病にかかりやすい私としては、遮光器ニット帽の作り手が1人しかいないことがとても気になっている。まず商品の数が限られるし、当たらないと買えないのは辛い。私は商品を見て、自分で編み図を想像して、真似して編む、なんてことはできないけど、編み図が買えたり、編むワークショップで習えば、編めそうな気もしないではない。もちろん素晴らしいデザインなので、簡単に編めるものではないだろう。だけど、編みたい!という気持ちはものすごく掻き立てられる土偶愛を感じられるアイテムでありデザインなのだ。小牧野遺跡センターの方!編み図の販売(データではなく紙でOK)か、青森の現地開催のワークショップに参加したら編み図もらえる(数日の宿泊をともなってもいい)、みたいな企画を心の底から希望してます!
りんご栽培、こぎん刺し、さらに遮光器土偶ニット帽作りが体験できれば、まだまだ青森に私は行かないといけないな。
そんな妄想をしてニヤニヤできるなんてホント大開運してる元日だ。感謝。