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新年のスタートを写真館で、「それなりに」から「なにげないけど最高」な1枚を

記念日でもなんでもない日になんの使い道もない写真を撮りに行く事はありますか?

まえがき

私はこれまでに2回程 1人で写真館に行き
成人式や誕生日ですらない なんの記念日でもないのに 特に使う訳でもない写真を撮りに行きました そして今年1月1日3回目の1人写真館に行きました
今回はそんな話をします

1人写真館とは

1人焼肉や1人テーマパークのように1人で写真館に撮影しに行く事 成人式や証明写真のように目的や記念のためというより ただ楽しむ為だけに撮りに行く事

テレビCMに「美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに写ります」という言葉があり、当時は画期的なキャッチコピーでしたが同時にそれからの日本国内で自分が撮られた写真への期待値を下げるような空気が広まる要因になったと私は感じています それが良い方向で写真へのハードルを下げカメラや写真というものが広く発展した要因ともなりえていますが私のような(どうせ自分自身をカメラで撮っても納得いくような良い写真は撮れない)という卑下から写真が苦手になった人も少なからずいるでしょう。

昨今セルフ写真館というものがあり カメラマンがいない中自分でシャッターを押して撮影するスタイルで写真館が身近になったように感じます 中には1人でセルフ写真館に行ってきたという方の体験レポもありますが"一般的なカメラマンのいる写真館に1人で行く"方はほとんどいないように思います

ていうかいないんですよ

私もあらゆる検索エンジンや動画サイトやブログサイトで様々なワードで検索をかけましたが記念日でもなくなんの使い道のない写真を撮りにわざわざ写真館に行く(しかも1人で)という人は皆無に等しいぐらいなかなかヒットしないんです

ソロウェディングという撮り方もありますがこれも今の自分を残しておく 記念に撮るという意味合いが強いです
やはり写真館というのは「記念日に撮りに行くもの・何かの用途に使う写真を撮りに行くもの」という感覚が強いようです

ではなぜ私が1人写真館に行くのか。その理由やメリットを書きます

なぜ写真を撮ってもらったか

これが困った質問で正直言うと 特に理由がないんです…。
強いてあげれば 安かったからです
写真館で撮る値段の相場は大体3万円程度と 決して安い金額ではありません それが正月の新年撮影会や特別出張営業などで8千円程度の破格値で撮影出来たのでなんとなく写真は好きだし3万円が8千円になるなら行っても良いかという軽い気持ちで予約したのが始まりです

1人写真館のメリット
1.楽しい
2.プロのカメラマンに撮ってもらえる
3.満足感がある

まず楽しい バカみたいな感想ですがシンプルに表現するとそれが1番のアピールポイントです ほとんどの人が記念日や何かの用途の為の写真を撮る以上基本的には正装で撮るものです 子どもの頃 七五三で慣れない晴れ着を着て窮屈な草履を履いて 普段行かない神社や白い背景の不気味なスタジオで親しくもないカメラマンに笑って〜と声をかけられながら眼球が燃えそうになる程眩しいフラッシュを焚かれ続けるのは苦痛でしょうがない イカれてると思うのは当然の事でしょう 似たような経験を成人式にも味わいそれ以来 写真に写るのが得意でなくなるのは無理もありません 写真館に興味がない人はそういった記念日での撮影に楽しい思い出がない人が多いのが現状ではないでしょうか 私もそんなイメージでしたが私が利用する写真館は事前に予約はすれど普段着でふらっと入れて受け付けを済ませれば流れるように撮影が始まるので余計な緊張感がなく自然体で撮れます 相手はプロですからこちらが気持ちよく撮影に挑めるようなコミュニケーションをしてくれるのでその点でも安心感があります

またセルフ写真館と違ってポーズや撮り方を指定してもらえます 私も友人とセルフ写真館を利用した事がありますが20分程度の持ち時間で楽しく撮りまくる勢いでしたが後半はポーズのレパートリーが枯渇してしまい正直時間を持て余してしまいました 普段から自撮りに慣れていれば時間いっぱいまで撮り続けられるかもしれませんが それでも難しいものです

そして満足感ですが 自然体で撮られた写真の自分はただ良い写真なだけではなく被写体である自分の”良さ”を出してくれるのでとても満足いく写真が撮れます

あとがき

美しい人はより美しく そうでない人はそれなりに写る
を信じて生きてきましたが ここに来て考えを改めるきっかけが出来ました
1人〇〇の代表格である 焼肉やテーマパークも以前は多くの人にとって特別な日に行くものでしたが今ではちょっとぜいたくしてみるかぐらいのラフな気持ちで行くものになりました
1人写真館もそれぐらいのものになってほしいです
最後まで読んでいただきありがとうございました

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