長編
二日酔いでくたばっていた。こんなはずではなかった。
なんかめちゃめちゃ文章書けそう。
それでは書いてくーーーー↑
子が産まれたしばた
しばたというのは高校からの友人である。雨の日も風の日も投稿から24時間以内にイイネをそっと置いていく友人しばた。なんか1週間くらいイイネが止まったと思ったてたら本当に重いつわりで緊急事態に陥っていた。
そんな彼女がつい最近無事出産。お腹から出てくるまでは出産というのは何が起こるかわからないかつ本人も体調万全のタイプではなかったので話題に出しづらかったが、無事出てきたので今後は遠慮なく触れていくー。
高2で親しくなり、クラス替えで別のクラスになっても休憩時間はどちらかの教室に行って話しをしていた。自分のクラスには特別親しい人はいなかった。その癖で卒業後も何かあったらしばたに連絡するのが定着し、それは大学に行っても、社会人になっても続いた。信頼のおける友人は他にも出来たが、しばたとは住んでる環境が違うから気兼ねなく話せることも多かった。
しばたと私は色々似ている。
まず無意識に義務を作り続けているところが似ている。呼吸をするように、こうなったらこうする、をずっと作っている。今回は子供の細かな睡眠時間記載アプリを見せられて、あいかわらずだな、と思った。
興味のない部分は雑なのでしばた程ではないが、作った義務を達成して喜びそしてそれに縛られ息が上がっているのは自分を見ているようだ。
それから混乱のさなかにある程冷静になっていく所が似ている。まさに出産したばかりの彼女は現在あらゆる既存のルール外にある小児と対峙しているので多分心の中はブリザード状態だがパッと見はわからない。やけに俯瞰したような発言をする。『赤ちゃんとお母さん、とか抵抗がある。ごくたまに機嫌のいい時がある大問題要因、そしてそれに従属する者、いやマシーン。』
しばたが大変なことになっている。
しばたの実家近くのミスドでお話していたら1年振りくらいに欠員が出たとかで合コンに誘われた。そうだ、私は出会っていかねばならない。さくっと結婚してしばたと子供の話とかしたい!『まじで1人でする子育て大変だから、あきちゃん早く産んでくれ。』と友人に背中をたたかれ久々の合コンに出発進行!!!
1年振りの合コン
合コンに良縁なし、というのは誰から聞いたのか、私が作ったのかもう忘れたが期待していない。でももしかしたら、何か出会ってすぐ意気投合して翌日には籍を入れる流れに!?なんてこともなしではない。人間なので。
しかし聞いたら私以外全員20代ときたー。それ私行っていいんか!?と確認してから待ち合わせの上野に向かった。早めに終わったらしこてん行こ。
メンバーが揃った。パッと見でわかる、わたしの顔が好みの男性はいない。これは、盛り上げ隊長やる会確定かな?
顔が好みであるというのは超重要である。昔は美人に生まれなかった…おわた…と思っていたがどうやら相手の謎のストライクゾーンに入るとかなり気楽に過ごせることがわかった。入ってないと悲しい領域展開になる。
今回は(も)誰のストライクにも入ってなさそうなので、華麗なる飲み会に仕上げてやろうと野心を抱いた。アゲアゲサタデーナイトである。
Here we go!
たどりついた嗜好品天国
実に飲んだ。1年振りの合コン、2年振りのテキーラである。なんでこんなやりきってしまったんだろう。間違いなく、ああ、また出会わなかったという悲しみの反転からくるものであろう。
でもまあどうせ今後会うことないし~と普段抑えている下品な発言して豪快に笑ったのでよし。女ムーブをかます必要なしと確信が持てるからこそできる飲み会なのであった。楽しければおっけーです。
そしてふらふら嗜好品天国にむかった。繁華街では不審者より不審な歩き方してるので誰からも声をかけられない。ハンドバックを回しながら歩いたり、トトロの歌とか歌うと安全です。
12時過ぎてたと思うので空いてるかな?と思ったらあいてた。店長ひるねちゃんもいた( *´艸`)
人がたくさんいたのにべろんべろんだったのでまだオンステージ感が抜けておらず盛大に話しかけてしまった。常連のおっちゃんもいて、心配してくれたのにこんなんで潰れるかよ!と威嚇したとかしてないとか、したわ。
絶望の朝
朝起きたらま~頭のいたいこと。昨日の完全なる飲みすぎと乱痴気を思い返し消えたくなる。消えたくなるのは辛いので脳内で『お前はもう、死んでいる。』を再生し無敵の人の心を借りて無理矢理爽やかな風を吹かす。わたしはもう、終わっている。酒臭いのか、犬まで顔に近寄ってこないでベッドの足元にいる。寂しい。
気持ちわるいしカーテンも開けたくないけど何か見たいと思ったら呪術廻戦の続きが出ていた。おかげで30分間は頭痛を忘れる。いつだって主人公側に寄り添って物語を見てきたのに最近の自分は呪術師より呪物寄りであることが否めない。呪術師になりたい。救う側になりたい。早く結婚したい。
忖度とSNS
薄暗い部屋で体が動かないとよく思考が巡るもので、たくさんの一句が生まれては消えた。好き勝手に書いてしまえばいいのに、書けないな~と思うのが残念だ。自分で作ったルールに沿って生きて、今の安寧の日々を得たので言動にも細かなルールが存在する。どうでもいいや、という時に自由な発言がたくさん浮かんできて、それは書ける、それは書けないを選別する。
忖度している自分を確認し、そんなのは倒してもっと好き勝手書きなぐりたいな~とも想像するし、いやありたい自分像があるわけでその像を守り抜くのもまた乙…と動けない体で文豪遊びをした日曜だった。
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