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「Prompt editing」でいろいろな服を混ぜて遊んでみる

 プロンプトの書き方に[a:b:数字]って書いて「数字までのSTEPではAで、数字後のSTEPからはBを使う」という、Prompt editingという手法があります(英語wikiのココ)。

 例えば「[male: female: 0.5]」だと総STEPの半分までmale、半分以降はfemaleとなります。0.5の部分はSTEPの実数でもいいです。仮に10と書けば「10STEPまではmale」となります。
 詳しい文法は「webui1111 スケジュール構文 prompt editing」などで探してみて下さい。
(Prompt Editingには「指定したプロンプトを指定したSTEPまで(orから)使う」という用法もあるけど今回は割愛。検索するとそのあたりも一緒に解説してくれるページが見つかると思います)

 これの存在自体は前から知っていたのですが、「AをBで上書きするんでしょ?」ぐらいの認識で、ちゃんとした仕様を確認していませんでした。

 今回、少し試したところ、思っていたもとのわりと違っていたことに気付いたのと、「違った衣装を簡単に混ぜて遊べる」ことに気づいたので、軽くメモることにしました。

タートルネックのTシャツをワンピース水着で上書き。
水着の上にハイネック半袖Tシャツとかいうレア装備の完成。
Tシャツの替わりに長袖セーターとか袖無しセーターでもできる。
ざっくり魔法少女と巫女をまぜて出力してみた。
個々の要素は判別できるけど、混ぜると意外と元ネタが分からないかも?

 プロンプトエディットは「AからBに書き換える」のですが、考え方としては「Aというプロンプトで描いてからBで描く」です。
 あくまで順番にプロンプトで描くだけなので、例えば「AでTシャツ、Bに炎を指示して、燃えるTシャツを描く」みたいのはダメっぽいです。「炎のTシャツ」をプロンプトで描けないからです。 「合成」ではなくて「上書き」って考えると理解しやすいでしょうか。

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