LYCORIS&LOCONだと、絵柄が固定されがち問題

 前回、lohaでLORAつくるときの話で「dim32推薦」とか書きましたが、あれはウソだ。

 というか、素材が多ければ32でもいいんですが、素材数が10点程度で32にすると、結構な確率で

 絵柄が固定されがち。

 という問題が発生しました。
 固定されないまでも、「口を開けっぱ」とか「ポーズがいつも似てる」など強烈に素材の構図に引っ張られがち。
 さらに、学習効果が強烈なのか「LORAやTIとの併用も困難」ということが多かったです。

 解消策はいろいろあるのですが、一番簡単なのは

・dimとalphaを下げる。(16/1とか8/1とか)
・LOCONを外す。
・LOCONのD/Aを小さくする(4/1とか4/0.2とか)。

 あたりでしょうか。
 ただ、どれも再現度自体は下がることになるので、「再現度と自由度」の良い塩梅を探りながら調整していくことになります。

 あと、オプティマイザーはadaFactorにして多STEPで回すのがお手軽(学習時間は長くなりがちですが)。
 loha/Loconは学習率指定に幅がありすぎて、adamWで最適化するのはめんどくさすぎて辛い。

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