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【2021 J1・第2節】横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島【ざっくりレビュー】

ザッツエンターテイメント!!

まいどです、akira(@akiras21_)です。

5000人上限の中で観客数4906人を記録した今節、サンフレッチェ広島の4-4-2に苦しめられたというよりも何ともかんともな試合でした。

追いついたところまではよかった。というか少なくとも同点にはなると思ってた。20分余の時間の中で勝ち越してほしかったなーというのが本音。1試合単位では。

そのへんはひとまず置いといて、広島がやりたかったこととマリノスがやりたかったことをざっくり見てみます!ざっくり!

4-4で守りたい広島、4-4を押し込めたいマリノス

これに尽きる!

広島はジュニオール・サントスとドウグラス・ヴィエイラの2人を攻撃に注力させるため、「守りはこっちでなんとかするから攻めは頼んだぞ」的な分業制を敷いていた印象。そのサポートとして、広島最終・中盤の4-4ラインは高めに設定してました。勇猛果敢ハイライン!

そんな広島に対するマリノスの対応はわりとシンプルで、前田大然と仲川輝人が各々持ち味のスピード感で広島最終ライン裏スペースへの侵入を画策するというやり方。このスキにマリノスは最終ラインを押し上げてトリコの刃無限攻撃編を展開。どうしたって消せない夢も止まれない今(当時)も散々味わった昨季を噛み締めながら、前半はじめのうちはそれなりにできてたんすよ。それなりに。

その後なんやかんやあって先制点を許し、なんやかんやあって2失点目を許し、そうこうしてくうちに試合の流れを広島ペースへと持ち込まれてしまいました。うーん当初やりたかったことを考えたら2019〜20ベースな4-2-1-3はわりとピッタリな感じしたんですけどね。

マリノスは前半のうちに1点を返し、そのまま折り返すかと思ってたところでまさかのVARでPK献上。腕に当たったその瞬間よりも「その前のセルフジャッジで腕を挙げた→下ろしたところまで意図的なアクションだった」という判定でしょう。いずれにせよ、この試合はここがひとつのポイントでしたね。

試合をコントロールしろ™

この大筋な流れ、後半も大差なく進んでいきました。広島4バックの2CBがオナイウ阿道についていきがちとか、その傍らで両SBはマリノス両WGに注意しがちとか、その影響でハーフスペースが空いたりとか、意外と見つかるスペースをなんやかんや活用しつつ、マリノスはわりと早い段階で同点に追いつきました。

岩田智輝の状態が心配だけど、代わって出てきた渡辺皓太はスペース探索・危機察知といった彼自身の持ち味を発揮してたのでそれはそれで。

さて同点に追いついたマリノス、ここからは少し試みを挟みます。3-3でゲームリスタートとなったあたりから3バックに変更してみたり、樺山諒乃介と水沼宏太の投入でポジションの流動化を促してみたりと、攻め続ける意思に変わりはなくともアプローチを変えていきました。まさに「システムは関係ない」「試合をコントロールしろ」

ほんで遂にベールを脱いだエウベルにワクワクしたり、樺山の積極性に色めきだったりもしましたが、結局3-3で試合終了。俺は悔しかった!なにせ2ポイント落とした感覚だから!

おわりに:点と線

こんな具合でスパッと振り返ってみましたが、試合自体に見どころはたくさんあったので、他の方々からどんなレビューが上がってくるのか楽しみです。サポーターはサポーターらしく、わたしはある試合を1試合としてだけでなく、文脈としても捉えていきたいなと思います。果たしてどこまでできるかな!

最後に、今季も無事日産スタジアムでホームゲームを始められたこと、そしてそれに尽力いただいた関係者の皆様に感謝したいと思います。だいたい半年ぶりの我らがホーム、いろんな意味でデカかった。もっと大きな存在にしていきたいですね。

それではここらでアスタ・ラ・ビスタ。細麺のあっさりめ豚骨ラーメン食べたかったぞ!!

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