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カメラマンの羽鳥がスランプになった話。 本編は、こちら 家族写真 ゴールデンウィークも…
『明日好きになる人』の番外編SSです。 2022/9/4のJ庭52で配布したペーパーSSです。もらってく…
* * * 高校の写真部の活動は基本的に個人の自由で、集団行動が苦手な羽鳥には合って…
※以降のR18版はこちら→ https://novel18.syosetu.com/n2432hi/14/ 翌朝、高瀬は自分の職…
ミカを自宅まで送って事務所に戻ってきたら宮下が出社していた。訊ねると高瀬とミカが外に出…
高瀬は羽鳥と再会するまで、自分の仕事にある程度割り切っている部分があった。 やりたい…
帰り際、坂野上から後の予定を訊かれた。 直帰だと言えば「それなら羽鳥くんと一緒に帰ったら?」と勧められ、流れで応接室で待つことになってしまう。時間つぶしに書類仕事を片付けていると三十分くらいして、帰り支度をした羽鳥が現れた。 開口一番、車? と聞かれて電車だといえば、あからさまにげんなりした顔になった。大喜びしてる大型犬が、分かりやすくしょげたみたいな落差。 確かに待っていると言われれば車で来ていると思う。 高瀬も電車なら待つ必要もないだろうと思いながら待っていたの
高瀬がマネージャーとして担当しているアイドルたちは学生も多いので、メインの活動は土日と…
高瀬がお気に入りの秘密基地に住人が一人増えた。 羽鳥と一緒に住むようになっても、元々…
お茶を入れたグラスを持って二階へ行くと、羽鳥は窓の桟に腰をかけて外にカメラを向けていた…
寺の広い駐車場に車を止め後ろを振り返ると、想像した通り羽鳥の整った顔は不審そうな表情を…
羽鳥を追いかけて「お前の写真が好きだ」と伝えたかった。 そうすれば、自分の中で何か…
■ 車が行き交う隙間から羽鳥が歩いていく方向を目で追う。羽鳥が公園の中に入っていく…
* * * 高校生のとき高瀬は演劇部に所属していた。 演劇に興味があったというよりは、何か自分の手で一から物を作ってみたかったのだと思う。 物が作れるなら別に演劇部でなくても良かったが、そんな高瀬が望むような「DIY部」みたいなものはピンポイントになかったし、だからといって、一から部活を作るほどの情熱も無かった。 入学後、文化系の部活紹介を体育館で見たとき、演技に比べて舞台のセットが、あまりに貧相だったのを見て、せっかく演技が上手いのに、これでは役者が可哀想だと