日記 読み上げるようにイラストレーション


今年から後の10年を読書に捧げることにした。
39歳になってどのような私になっているのかがわからないけど、
言葉に翻弄されて、思いやイメージを言葉で言えるようになりたくて
今の所、読書をしてできるようにしてみようと。
それが難しそうだったら、他のことでやってみようかと思うけど
好きな音楽を聴くように本も読んでいきたいと思った。

10代後半から本が読めなくなった。
ちょっと心身の弱さが露見するようになりだした時期で、
まあまあ好きだった本の読めなくなった自分を増して嫌いになっていった。
弱さの表れから10年と少し経って、
それなりに弱さも楽しめるようになってきていて
でも楽しかったいろんなものからの吸収がそこから
写真や絵、イラストレーションなどの視覚で直接興奮するようなもののみの
インプットになっている。
イラストレーションのお仕事も8年ほどさせてもらえてからもういった
読み込まないインプットなのでアウトプットも
私の中では読ませの甘いイラストレーションが多いなあという感じを
最近感じるようになった。

書籍のお仕事も多くさせていただくことができているので、
これは少し私の中で問題視している。
頭の中で映像は浮かぶけどそれを面白く推敲できないような感じで
実際ずっとスケッチが苦手なのもそこなのかもしれない。

10代から、10年以上困り続けたがお仕事をしていきたいと思うようになって
とうとう死活問題に向き合って解決することにした。

ここ何年かイラストレーションは映像的にあるなと思っていたが
それは一過性の流行に過ぎないもので
私に必要なのはもっと基礎の考え方なのだと思った。

狙わずともかっこいい絵が描けたらいいなと思う。

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