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湯湯婆


【トタン】

:鋼の上に亜鉛をメッキしたもの。木製の瓦や壁と比べると安価で腐食しにくく、施工が比較的簡単なことから広まった。語源はポルトガル語の「Tuttanaga:亜鉛」や「totan;白い金属」との謂れがある。

ちなみに、母国ポルトガルでは「totan」は古語で、今は使われてないそうだ。

トタン板が波型になっている理由は不明。

勝手な推測を申すと、たぶん、巻いて保管するのに適したんじゃないかなぁ~、とおもう。

あと、金属を溶かしてメッキするのメッキとは、純然たる日本語で、「滅金(めっきん)」と書く。「鍍金」とするのが現代語。

メッキは、元々は金(Gold)のみを指していたとおもう。
日本のメッキで有名な、奈良の大仏様を例にあげると、木枠を造り、その上に銅を敷き、その上に金を吹き付けた(調べてないけど、たぶん)。

吹き付けかたは、まず、水銀を溶かして、そこに金を溶かす。
その溶けたアマルガム合金を大仏様に塗り、松明や炭などを押し当て、高温にすると、水銀のみが揮発して、金のみが残り、張り付く。

ちなみに、当時使われたのは無機水銀で、イタイイタイ病などで悪名を轟かせた有機水銀とは違い、毒性は低いが、それでも気体を吸い込んだ作業員は、水銀中毒で次々に倒れていった。

奇しくも、疫病(疱瘡)の根絶を祈願して建立させた事業での、世界で初の公害病と水銀中毒の事例である。

話しちょっとズレるけど、水銀。
当時は「丹(に)」とか、原材料の石の「朱砂(しゅさ、すさ)」とか「丹砂(たんさ)」とか呼ばれていたのやけども、丹は、日本という国、国家の歴史、神道、仏教に深ぁぁぁくからみあっている。
むしろ、丹のことを調べている(ボクのライフワークです)ほうが、原始神道や、維新後に隠された事などに行き付くことが多々ある。
その辺書くとiPhone壊れるからやめとく。

なんだ、、、何が云いたかったかっつーと、「湯たんぽ」って、「湯湯婆」って書くんやね!

言葉って面白い!(๑′ᴗ‵๑)