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めでる

元旦は、起きれなかったのでアレだが(←)、1月2日は、羽織袴を着て過ごしてみた。人生初の正月羽織袴。

むかーし、じいちゃんと暮らしはじめたとき、8歳ぐらいかな。元旦の朝ごはんのときに、じいちゃんに「あけましておめでとうございます(^○^)/!」って、にこやかに云ったらば、じいちゃんは「...なにが目出度えんだか、、、」と云い放ち、家庭の空気を凍てつかせたことがあり、今でもボクのトラウマでもある。(けどもそれで学んだのは、時勢の流れに任せて「おめでとう!」などと何も相手のことを考えずに云い放ってはいけないということ) ..けども、あんときのじいちゃんは、当時けっこうなご老体やったので、その日に出かける予定などは全くもって立ててなく、出かけることも客人を迎えることもなかったのだが、ボク達家族に向けてだけなのだろうか、きちーんと紋付袴をつけて元旦の食卓にあがってきた。 ...なーんだ。けっこうめでてーじゃん、じいちゃん。

今ならそうおもえる。

目出度くもなくとも、愛でたいことが多々ある。

混沌とした世界の中で、移ろいゆく時勢のなかで、確固たるものは何かと思うと、自身のなかにしかない。

ならば、自身の内から、確固たる、安定した平和と慈しみを、愛でようとする者やものに向けての姿勢を、まずは自身から佇もう。

と、なんとなーそんなことやろか。 ..幼少の頃から剣道をやっていて、袴の付け方や、和服での所作が、有る程度身に着いているとおもっておる。

袴のたたみ方(案外難しいよ)も、学べて、苦もなくたためる。 ..母のおかげやと強くおもう。

ひとつの「躾」になっていたんやと、ほんとうにそうおもう。

ありがとう、母さん。 ...めっちゃ汚い、大正時代の書生かって感じですけども、心は錦。

みなみなさまに、幸多き新年をお祈り申し上げますm(__)m

あきら拝