鬱金
【クルクミンには抗鬱剤と同等かそれ以上の効果があり、副作用は確認されない】
(転載元:最新健康ニュース)
カレーに使うおもに色づけのためのスパイスで、ターメリックというものがある。
和名では「ウコン(鬱金)」。
のウコンの中でも、秋ウコンという種が、ターメリックになる。(他は種がちがうんだそうな)
「ウコンの力」でおなじみの、二日酔いや悪酔いを抑える、肝臓機能を高める効能が有名か。
そのウコンに、最強最悪の名があるプロザックと同等の効果があったとのレポート。
プロザックとは、90年代に多く処方された抗うつ薬で、それまでの薬剤があまり効かなかった患者にとってもよく効き、リタリンが登場するまでは最強の抗うつ作用があり、第一選択薬としていた医療機関も多かったのではないだろうか。
その後さらなる最強のリタリンが出て、その強作用から国内での処方が禁止となり、SNRIなどの新型に移行し、プロザックも消えた。
アメリカでは承認薬(ファーマシーに売ってる)であるので、輸入代行などを通して、プロザックじゃないと効かない患者はそうして治療を続けているそうだ。
幾らなのかは知らないが、輸送代、大変でしょうに。
ターメリックは、大抵のスーパーに売っていて、プロマートなどに行くと、500gくらいひとパックで売っていて、g単価は10円ほどだ。
ターメリックのクルクミン含有率は3%ほどなので、カレーに使用して、効果を取り入れるのには、若干キツイ。
(カレーは本来薬膳であり、ウコンも漢方薬だ。ゆえに、良薬口に苦しというスタンスで、パッサパサの粉カレーを食べる気概であればイケるであろう)
ボクは、カレーにはまっている昨今、1人前にだいたい 1gくらいのターメリックに落ち着きつつある。
入れ過ぎるとまずそうな、絵の具のような黄色主体のカレーになるし、加熱加減を失敗すると、ターメリックはひどく苦い。
ボクは、精神疾患の治療に対し、薬剤の使用は肯定派である。
今の世の流れの主流ではないし、自らも服薬している立場の意見です。
私自身、減薬、最終的には頓服か必要最低限、もしくは服薬ナシの状態に持ってゆく算段で治療を進めている。
今のアンチ服薬のメジャー格の医師や団体は、煽り系の意見が多い。
そうでないと問題提起として弱いし、何かの意見を伝えようとするときに、私もその煽動文法をよく使うので、そこも否定しない。
「あのとき、世相に流されて服薬しなかった彼、服薬してたら死ななかっただろうな」と感じることが多いのだ。
そこだけ。
ボクも、服薬したくない。
し、精神系だけじゃなく、多剤処方の医師にはアンチだ。
だいぶ精神疾患が世間に認知されてきたとは云え、まだまだ、そこかしこに
「精神科病院(心療内科)なんか行くな!あんなとこ行ったら薬漬けにされるぞ!気合だよ。気合いがあればウツなんてなおせる!ガンバレ!」
と、全く相手を斟酌することなく、医療知識も優しさもなく、差別意識を植え付けてくるニンゲンは、多い。
(ようやく最近マジョリティではなくなった。ぐらい)
そんな無責任なニンゲンの言葉を真に受けて、 死ぬことなんて、馬鹿げてる。
じぶんの命は、じぶんで守らないと、誰も守ってくれない。
ましてや、誰も責任なんて取らないよ。
逃げるよ、全力で。
それか、死者に鞭打ちぜ、あいつら、
くだらない世相や、無責任な馬鹿の言葉に惑わされず、じぶんの命を第一優先で考えて、選択してください。
服薬してたら防げる自死もあるだろうし、カレー食ってれば防げる鬱もあるのだろうな、ということ。
病や社会や馬鹿に殺されるなんて、おれは絶対にヤだよ。
そういう気持ちがとても強いので、上記のような考え方になってます。
違う方法もたくさんある。
あくまでも、私個人の病識と、治療方法。
どれを選択するか、あなた(もしくは、当人が決められない状態も多々あるので近親者)が、決めること。
世相に流されて殺されるなんて、やーだよ。
クルクミンを含むターメリックの和名が「鬱金」。
鬱に対する金メダル(?)。
昔のひとは、それを知っていたからこの当て字になったのだろうか。
インド人が辛い環境ながらハッピーそうなのはカレー食ってるからなのか。
躁鬱を発症してから頭がおかしいと云われ続けているボクの、今んとこのひとつの解です。