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#038_相手の話を聞くときに気を付けるべきこと

話の聞き方1つで相手に与える印象はまったく変わってきます。

話し手のモチベーションを上げることもできれば、「もうこの人には話したくないな」と思わせることもできます。

マネジメント側からすればできるだけ情報を集めていきたいので、メンバーから「またこの人に話したい」と思ってもらうことは大切です。

話の聞き方は仕事だけでなく、プライベートでも大事になるので、今日は自分が話を聞くときに気を付けているポイントをまとめたいと思います。


01. 相手がどのように話を聞いているかを見抜く方法

誰でも、自分が話し手として提案したりするときもあれば、聞き手として相手の話を聞く場面もあると思います。

まず、自分が話し手だった場合に、相手がどのように自分の話を聞いているか見抜く方法をご紹介します。

それは、自分が話し終わった後の相手の一言です。

話し終わった後のリアクションは大きく2つに分かれます。
「否定型」「受け止め型」です。

話し終わった時に、「いや、それは~~~」と反応する人は「否定型」。
話し終わった時に、「なるほど、それって~~~」と反応する人は「受け止め型」です。

話し手目線になると、自分が一生懸命考えた意見を頭から否定されるのはやっぱりつらいです。
その点、一旦受け止めてもらえると、それだけで安心できます。

ただし、ここで大事なのは、「受け止め型」は否定してはいけないということではないということです。

「なるほど」と受け止める意図は、「あなたが~~~と考えていることを理解した」という意味での受け止めになります。

まず、「なるほど。つまり~~~ということですか?」と相手の提案を理解したことを伝えた上で、「ただ・・・なので厳しいですね」と否定するのは問題ありません。

「受け止め型」は相手の提案を100%受け止めるということではないので気を付けてください。

それでもワンクッションはさんで自分の提案を「理解してもらった」というだけでも話し手としてはかなり話しやすくなります。


02. 話を聞くときは「ながら聞き」に注意。

話を聞くときに1番やってはいけないのは、「ながら聞き」です。

例えば、パソコンを打ちながら聞く、テレビを見ながら聞く、など。

これでは、自分がどれだけ真剣さに聞いていても、真剣さが相手に伝わりません。

話を聞くときは、作業を止めて、相手の話を聞くようにすることが大切です。

ちなみに唯一許されている「ながら聞き」はメモを取りながら話を聞くことです。これは相手にとっても自分の話を大切にしてくれていることが伝わるので非常に有効です。


03. どうしても忙しいときは「待ってもらう」

自分が忙しいときに相手から相談や提案を持ちかけられたときはどうしたらいいでしょうか。

そういうときは、「待ってもらう」のが最善です。

忙しくて余裕がない中で、「ながら聞き」しても相手にちゃんとした答えを出すことはできません。

それであれば、「あと30分後でもいいかな?」など具体的な時間を提示して、そこでしっかりと話を聞くようにします。

ただし、相手もどうしても今しか時間がないとしたら、「ちょっと作業が立て込んでいるから、今だとパソコン打ちながら話聞くことになるけど大丈夫?」など一言断っておくと、相手も状況を理解できます。

「待ってもらう」ことを基本にしつつ、どうしても無理なときは「事前に伝えておく」ことが大切です。


04. まとめ

いかがでしたでしょうか。

立場や年齢があがるほど「話を聞く」場面が増えてきます。

一方で立場や年齢があがるほど自分の経験もあるので、提案に対して「それは、違うんだよなー」ということを思ってしまいがちです。

そういうときこそすぐに否定するのでなく、一旦、相手の話を受け止めてあげることが大切だと思います。
僕も気を付けないと・・・笑


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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