さっさと理解して使える「SaaS」の基礎を解説
はじめに
「SaaS」ってどのくらい聞いたことがありますか?
一般的には、インターネットでなんかサービスを使える。
・なんかすごい便利なサービス
・ビジネス(BtoB)でよく使われてて、営業も活発
・SaaS企業は急成長している
こういった断片的になイメージはあっても、
では? どういう意味ですか?となったときに困る。。。
そんな感じの言葉だと思います。
今回は、「SaaS」が具体的にどういうもので、
ビジネス的にどんな?メリットがあるか?を解説していきます。
①「SaaS」ってなんですか?
まず一言で表すと、
インターネット経由で、使えるダウンロード不要のサービス
でOKです!
こんな定義ですので、「SaaS」系の企業は世界中に数え切れないほどあります。
ご存知でしょうか?「SaaS」の超有名サービス
一般的(BtoC向けで)有名なのはおそらくこの2つだと思います
①Gmail(Googleアカウント)
→ストレージ、ドキュメント、Excelなど無料で一括利用できる
②DropBox
→大容量のオンラインストレージ
②「SaaS」って具体的に何をやってくれるの?
一言でいうと、
企業関連の業務を効率化するサービス(機能)を提供しています
「SaaS」は ビジネス(BtoB)向けがほぼ100% です。
③代表的な「SaaS」の用途と分類を解説
説明の為に「企業活動のプロセスや作業」を3パターンに分類してみました
①コミュニケーション (社内・社外)
②データ管理 (顧客管理、名刺、オンラインストレージ)
③処理の簡略化 (会計、マーケティング、データ・分析)
より具体的に分類と用途ごとの代表的な「SaaS」のサービス名を並べてみました
①コミュニケーション
→ 社内(チャットツール) → Slack
→ 社外(スケジュール調整) → eeasy
②データ管理
→ 名刺管理 → SanSan
→ オンラインストレージ → DropBox
③処理の簡略化
→ 営業支援システム(SFA) → SalesForce
→ マーケティングオートメーション → Pardot
紹介したのは一例ですが
「企業の効率化したい作業」に対して、何らかの「SaaS」サービスが存在するイメージです
④「SaaS」サービス使用者のメリット
基本的な機能による共通のメリットは?
①マルチデバイス(シームレス)
どんな端末(PCやスマホ)でも特別な設定無し。で使用できる。
②オンラインへのデータ保存(端末にデータを置かない)
データを全てインターネットに保存でき、端末の容量を取られず、基本的にバックアップも取ってくれるので、セキュリティ面も向上する
③文字通り「どこでも」使用できる
地球の裏側、海外、カフェ、自宅、インターネットさえあれば、どこでもOK
④複数人で共同作業ができる
同じファイルを複数人で見たり、編集したりできます
⑤低コスト
インターネットがあればOKなので、導入費用もほぼなし。サブスクリプション(定額制)が多いのでランニングコストも低めに抑えることができます
⑤「SaaS」サービス導入時に注意するポイント
基本的にコストパフォーマンスもよく、「活用できれば」生産性が向上する「SaaS」ですが、
最後に導入前に気をつけたいポイントを一例として解説します。
①Why? → 何の?課題を解決する為に導入するか?を明確にする
②How? → 提供企業が、導入企業に対してどのようなサポート体制を準備しているか?把握する
③Where? → どの?「SaaS」が自分たちの状況に適しているか?比較する。
④When? → その「SaaS」を導入してどのくらいの期間、どうなったら?OKなのか?の期間を明確化する
⑤HowMuch? → ランニングコスト以外のコストがないか?注意する
まとめ
①「SaaS」ってなんですか?
インターネット経由で、使えるダウンロード不要のサービス
②「SaaS」って具体的に何をやってくれるの?
企業関連の業務を効率化するサービス(機能)を提供しています
③「SaaS」の使い所は?
効率化したい企業の作業・プロセス全般
④「SaaS」サービス導入時に注意するポイントは?
導入前に、課題、計画、期間、を設定して、適切な「SaaS」を選ぶ
最後まで読んでいただきありがとうございました!
私自身も最初は「SaaS」っなにそれ?具体的には?なに?って感じでしたが、
あっ!Googleアカウントの「ドライブ」や「ドキュメント」か! など調べることで、具体的な使い方の調査や、人への説明ができるようになりました。
今回の記事で、次のステップに進む一助になれば幸いです。
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