フリーランス地下アイドル〜事務所に所属しない選択〜

この記事は、地下アイドルを目指す方や、現役地下アイドルだけれど、何か現状に満足できていない方を対象に、新しい選択肢を提供するために書いています。対象でない方でも、興味がある方はご覧くださいー。

さて、地下アイドルや地上アイドル、タレントやモデルになることを夢見る人にとってみれば、事務所に所属することは当たり前かもしれない。

事務所に所属すれば、事務所が営業やスケジュールの管理、その業界の知見を提供してくれるだろう。それが、上を目指す近道となるかもしれない。

でも、事務所に所属せずにフリーランスとして活動している人もいる。彼または彼女たちは、なぜその選択をしたのだろうか。また事務所に所属しないことにどのようなメリットがあるのだろうか。

そこで今回は、事務所に所属しないメリットとデメリットについてまとめてみます。

地下アイドルがデビューするまでの道のり

先に書いた通り、事務所に所属することで、地下アイドルであればライブで表現する歌や踊りのレッスンに力を注いだり、ファンとのコミュニケーションに集中したりできます。

でも、誰しもが事務所に所属できるわけではないです。また事務所に所属できたとしても、デビューまでには大変な道のりが待ち受けています。

まず事務所に所属するためには、オーディションを受ける必要があります。そこでは、歌やダンス、面接といったオーディションを競争をいくつも勝ち続ける必要があります。

当然、オーディションに来る人は合格する自信があって受けにきています。オーディション会場で、周りの人が素晴らしく見えてしまうこともあるでしょう。でも、あなたも努力しています。自信を持ってオーディションに臨んでください!

運よく、オーディションを通過して、事務所に所属できることになったとします。事務所に所属できた後でも、競争は続きます。

事務所には、多くの地下アイドルやグループが所属しているでしょう。有名な事務所であればあるほど、それだけ多く所属している方がいます。

でも、事務所に所属する全ての人がこのような待遇を、平等に受けられるでしょうか。僕はそうは思えません。どうしても贔屓される地下アイドルやグループが出てくると思います。

なぜなら、事務所からすれば、ビジネスですから、最も利益が見込めるグループに投資するというのは、至極当たり前の話なのです。

そんな事務所内部の過激な争いにも勝ち続けなければなりません。事務所に入れたからと安心はできません。新人はどんどん入ってくるし、もしかすると新人に自分のポジションを奪われてしまうかもしれません。

だからと言って、有名ではないにしても事務所に所属することになれば、事務所のカラーやグループのカラーに、自分が染められてしまうこともあるでしょう。

その色に自分が納得していたり、理解しているならば、何も問題はないと思います。でも、誰しもがそうは考えられるわけではありません。

何年か前にテレビでは、〇〇星からきた〇〇〇りんという方がいました。彼女は、自分からこのようなキャラクター設定を望んだわけではなく、事務所から、このような設定をされたのでしょう。

では、このような自分が納得しないキャラクター設定をされず、自由に活動していくためにはどうすれば良いでしょうか。

自由に地下アイドル活動をしていくために

じゃあということで、事務所に所属せずに活動をしていけばいいわけです。事務所に所属せずに地下アイドルとして活動する最大のメリットは、事務所の制限なく自由にやれるところでしょう。

「事務所に所属せずに活動」という文字で見ると簡単に見えるかもしれませんが、実際にするとなると大変ですし、人によって合う合わないがあります。

そこで、実際に事務所に所属せずフリーランスとして活動しているアイドルの記事を参考にまとめていきます。

「原田真緒」さん、ファンの方からは「はらだん」の愛称で親しまれています。はらだんさんは、どのようにフリーランスで活動しているのか、本文を一部引用します。

「今年からは自分で稼ぐしかなくて、会場を押さえてトークイベントをやったり、レンタルスペースでファンとの交流イベントをやったり、Tシャツやキーホルダーなどのグッズを作って販売したり、LINEスタンプを発売したりして収入を得ています。自分でスケジュールを組んで、会場やスタジオの確保から、集客・チケットの販売、イベントの進行まで、何から何までやらないといけなくて、ニートを目指しているのに逆に忙しくなりました(笑)」

と、ここだけを見ると、大丈夫かな?笑と思ってしまします。何から何までを自分で準備しなければなりませんが、もちろん、良いところもあります。

「月々の収入は安定しているわけではないし、生活水準は以前と変わらないけど、生活はラクになりました。今は事務所の子とのルームシェアも解消し、一人暮らしをしています。これまでのように事務所や業界の規則に縛られず、自分のやりたいさまざまな活動や製作ができるようになって、毎日が楽しいですね」

と、自分のやりたいことを自由にやりたい方には向いていると言えるでしょう。ちょっと、長くなったので、続きは次回以降にまとめるとして、今日はここまでとさせてください。。。

おわりに

世の中が様々な激しい変化をしている中、アイドルという職業も変化しています。これまでは、オフラインという現場でしかファンとコミュニケーションを取る手段がありませんでしたが、LINEやTwitterなどのSNSの普及により、オンライン上でも手軽にファンとコミュニケーションを取ることができるようになりました。

オフラインでもオンラインでもファンとコミュニケーションを取ることができるようになった一方で、それが負担だと感じていたり、距離が近過ぎると感じている人がいるのも事実です。

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