ユンカースEF50 VTOL戦闘機

第二次世界大戦中にドイツ・ユンカース社が開発しようとしていたVTOL戦闘機計画案。
こちらは画像を見ればお分かりのように、風洞実験モデルを製作して、風洞実験までは実施していました。
機体は双胴・ツインブーム式で中央に主胴体を配置。
揚力を向上させるために、主翼は片翼配置。
おそらくエンジンはBMW801系列。
【考察】
・この機体構成でVTOL(垂直離着陸)はムリだよ、せいぜいがSTOL(短距離離着陸)。
・プロペラが大きすぎるので、主脚が嫌になるほど長くなるだろうから、着陸時のトラブルも多くなっただろうなと思われ。

エンジンナセルが上向いたりとか、そういう機構は一切無いので、VTOL研究の黎明期に考案されたあだ花の一つと考えればよろし。

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