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【2023/01/03】積立投資の裏側(VOO)

チャート

引用:TradingView VOO



意思決定

買うための判断材料

  • MACDが上昇クロスになり、トレンドが転換(下落→上昇)

  • 買いのボリュームも直近と比べて大きく、買いの勢いも良い。

  • 月初の定期購入機会として、購入OKと判断。


注文内容

  • SBI証券で2株成り行き

  • 平均約定単価は353.2500ドル(92,784 円)


考えたこと

  • 毎月の平均積立金額が20万円を想定しており、半分弱を使用

  • 2023年は国債を買うチャンス

  • TLTはMACDが上昇クロスにまもなく転換しそうなので、TLTを買う現金を残しておく。

  • 国債は資産の10〜15%を目安としているのですが、国債を買うチャンスなので、毎月の積立金額の30%(約3万円)を使って、TLTを買う予定。


今月の投資状況

  • 毎月の投資資金:20万円

  • 残額:11万円

    • 20万円-9万円(VOO)=11万円



以下、わたしの投資判断基準です。
読者のあなたが上記の意思決定をすぐに理解できるように、毎回の記事に記載いたします。

投資のトリガー

下記の条件に該当するときに、投資をする目安としています。

必須条件に該当することが、投資を実行するための絶対条件。
投資判断時期に、必須条件が該当しない場合、何も投資せずに次回の機会まで何もせずに、現金を貯めておきます。

任意条件に該当した場合、スポットでの買いを検討します。
これまでのテクニカル分析および経験から、任意条件に該当すると、価格の底値付近を表しています。
「必ず買う」とは限りませんが、投資判断はします。

積立投資の買い:条件

  • MACD:ゴールデンクロス(青が赤を上に突き抜ける、クロスする)

◆MACDについて
MACDの青線が上昇時に、赤線を突き抜けた場合、上昇トレンドを示すと言われています。
つまり、上昇にクロスした場合、『買い』の投資タイミングとしてOK。
逆に、クロスしていない場合、『今後も下落は続く』を意味しており、買いません。

◆MACDの設定
短期EMAを8日間、長期EMAを18日間、シグナルを6日間に設定。
つまり、トレンドを少し早めにキャッチするようにしています。年単位の長期投資のため、だまし(=トレンドが外れる)があったとしても、受け入れるようにしています。

なお、一般的な設定は、短期EMAを12日間、長期EMAを26日間、シグナルを9日間です。ただし、高橋ダンさんを参考に、各種の設定を上記のようにしています。

下記のチャートをみると、ゴールデンクロスがいくつか確認できます。
必ずではありませんが、ゴールデンクロスの後は上昇トレンドに転換しています。
青が赤を下に突き抜けるときはデッドクロスといわれ、下落トレンドに転換します。デッドクロスもいつくか確認でき、下落トレンドに転換していることがわかるかと思います。
デッドクロスのときは、何も買わずに待ちます。

引用:TradingView QQQ

スポット買い:条件

  • 恐怖(VIX)指数:30以上

  • RSI:30未満

◆VIX指数について
投資家の心理状態を表す指標といわれています。
指数が高いほど、株価や通貨の値動きが激しく、不安定な状態

 10〜20:平常
 30超:警戒
 40超:パニック

2021〜2022年、30を超える機会は数回ありましたが、40超はありませんでした。2020年のコロナショックの時は、40を超え、80超まで到達。
40超は数年に何回かあり、80超は10年に1回という感じです。なお、コロナショック前の80超は、2008年のリーマンショックのときだったと記憶しています。

◆VIX指数の30以上の根拠
下記のように底値付近と解釈できるからです。

 30超=警戒状態
 投資家が下落に怯えている(恐怖)
 下落が怖くなって、投資家は金融資産を売った
 安くなった株式などの買いを狙う投資家が増えている
 つまり、底値付近

2022年のS&P500のチャートを例に見てみると、VIX指数が30を超えた時(グラフの真ん中の青線が赤線に変わっているポイント)が、おおむね直近の底値であり、その後MACDがゴールデンクロスしていることがわかります。

引用:TradingView S&P500先物

◆RSIとは
『勢い』を表しています。
 RSIが高い(70〜80)=買われ過ぎ
 RSIが低い(20〜30)=売られ過ぎ

0〜100で表示され、一定期間でどれだけ買い・売りがあったかを示します。
簡単な例ですと、10日を期間としたとき、価格上昇が7日、価格下落が3日の場合、RSIは70。

◆RSIの30未満の根拠
下記のように底値付近と解釈できるからです。

 30未満=売られすぎ
 多くの投資家が売り終わった
 下落の勢いが落ちる
 つまり、底値付近

2022年の9月下旬にRSIが30を下回っています(グラフの真ん中、紫の線が30を示す点線を下回る)。値動きをみると、ほぼ底値です。
なお、先ほど説明したVIX指数をグラフ下段に示しています。9月下旬はRSIが30未満、かつVIX指数は30超でした。
このような状態になれば、わたしはスポット買いをするでしょう。

引用:TradingView S&P500先物


投資判断時期

  • 毎月の月初と中旬(積立投資)

  • スポット買いの条件が該当したとき

ドルコスト平均法を採用しているため、毎月の月初(おもに最初の週末)に積立投資の意思決定をしています。
条件に合致しないときは、条件に合致するまで買わずに待ちます。

スポット買いの条件のいずれが1つが該当したとき、意思決定をしています。毎回、必ず買うとは限りません。買わなかった場合も、記録として記事を作成します。
買うだけではなく、「なぜ買わなかったのか」も有益な情報になると思います。


投資ツール

TradingView

無料で世界中の金融資産のチャートを確認できます。
株価、為替、暗号資産、コモディティ(金など)


CNN Fear and Greed

市場が恐怖と強欲のどちらになっているかを確認できます。
下落が続くと恐怖。
上昇が続くと強欲。
恐怖が強いと、多くの投資家は買いたがらない状況ですので、底値付近と解釈できます。
一方、強欲が強いと多くの投資家が買い過ぎている状況ですので、ピークに達し、そろそろ下落するかもしれないと解釈できます。


Crypto Fear & Greed Index

暗号資産の恐怖と強欲指数。
使い方は、1つ上のCNNと同じ。


TRADING ECONOMICS

各国のイベントがカレンダーとして表示されています。
英語なのですが、世界中の状況がサクッと確認できます。


FOREX:経済指標カレンダー

各国のイベントが日本語で表示されています。
加えて、どのイベントが重要かも色(赤、黄、青)で表示。
最初は、このカレンダーで確認することをオススメ。


macrotrends

S&P500の過去のデータを確認できます。
何年に、何%の値動きがあったかすぐに理解できます。


CNBC

米国のニュースがサクッと確認できます。
英語ではありますが、記事の内容は一般人向けなので、簡単に書いてあります。


Portfolio Visualizer

過去の値動きを使って、「どんなポートフォリオだといくらぐらいの損益の結果を辿ったか」を確認できます。
分散投資を考える上で、必須のツールです。


CoinMarketCap

暗号資産の時価総額ランキングと、直近1時間、24時間、7日間の値動きが確認できます。


CoinDesk

暗号資産の世界的なニュースサイトです。
少し難しいですが、1日で20%以上の値動きがあったときは、このサイトで確認しています。


CoinDesk JAPAN

CoinDeskの日本語サイトです。
急がない場合は、このサイトでチェックします。


免責事項

当記事は、有価証券への投資を勧誘することを目的としておらず、また何らかの保証・約束をするものではありません。株価の変動や法律の改定などで、最新情報と異なる内容が含まれる可能性があります。 投資に関する意思決定は、すべて読者様ご自身のご判断において、行っていただきますようお願い申し上げます。

ご覧いただき、誠にありがとうございました。
少しでも、参考になれば幸いです。

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