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ホントに申し訳なく思っているんです。

そういえば、大きめのステージの会場の公演を終えますと”下手にも来て欲しいです”と、ありがたいお言葉を頂戴します。
おそらく演奏中に下手に来てほしいということなのでしょう。申し訳ないのですが私はシステムにワイヤレスを導入していないので演奏中は下手には行けないのです。
ワイヤレスとは文字通り楽器をシールドで繋ぐのではなく、楽器の直後にトランスミッター(送信機)という機材を繋げて信号を無線にてレシーバー(受信機)に送りその後システム等々を通りアンプ等から音が出る、という機材ですね。
身近な機材ですとBluetoothでスマホとイヤホンを繋ぎ音楽を聴くのとやっていることはまあまあ同じです。

おっと、上記の回答を中途半端にしておりました。
私は一応ギターから初段のエフェクターまで10mのシールドを使っていまして、理論上立ち位置から10mを移動出来ますが、まあまあ自由に動けそうな会場のステージの広さですとそうですね〜、、、、ステージ真ん中までが目一杯です。
じゃあワイヤレス使えば良くね?ってお話になります。
ステージ上でパフォーマンスに制限なくどこでも、、、、やろうと思えば客席の入り口まで行って戻ってきながら演奏も出来ますね。
例えばゴンドラに乗っての演奏、例えばステージから客席の方にまでステージが伸びている場所での演奏、地下から登ってきての演奏等々。
特殊な環境も何のその!どんとこいです。
例えば右回りのみで30回転、出来る人でしたらバク宙、ステージ袖から投げられてからの立ち位置にてキャッチし演奏等パフォーマンス制限は相当緩和出来ます。

そうですね〜こういう類の演出をやりましょう!ってなったらワイヤレス使いましょう笑
どうしようもないですからね、こういうことはワイヤレス無いと出来ません(フィジカルを求められるパフォーマンスは要相談)

演者が狂ったようにパフォーマンスするバンドや、そこまでではなくてもパフォーマンス込みで表現する集団は多々おります。ワイヤレスはそういった大事な要素を陰ながら支える素晴らしい機材だと思います。

あっ、私の話でしたね。
演奏中に特殊な状態がほぼ無いのでワイヤレスのことさえ忘れておりました笑 そこそこ大きな会場になりますと照明機材も仕込まれますので、立ち位置にいた方がきちんと照明で抜かれますし、パフォーマンスの要であるVoならいざ知らず演奏メンバーはまあまあ立ち位置に配置している方が結果見栄えが良い場合が多かったりします。
ただ混沌と決め事なくその日に思ったように演者がステージ狭しと動き回るのは観客としてせいぜい5分観てられるかな〜?とも思っています。
比較的能動的なステージでも”ここではこうして”と演者全員の絵図がかけていないと5~10分位は楽しくても、観てる方だけではなくやってる方もただごしゃっている印象を拭えなかったりと、あんまり良い事がないんですね。
もちろん、ごしゃっている瞬間を演出したい時はすすんでそうすべきです。

と、思うことは割とこんな感じでして、ステージ上で”ワイヤレス欲しいです!”と切に願う瞬間もなくシールドも特に煩わしくもないので現在に至ります。
音質面でワイヤレスとワイヤードを比較するのはある時期から”これはいけないな”と思いました。ライブなのですから極論どんなに酷い出音であっても演者がステージでどう振る舞うか?の次位の問題で、客にしてみたらもっと優先度は低い項目かもしれません。
と、一応ここまでの回答を持ってしても今日までワイヤレスのことを忘れているのですから、まぁ困っていないのでしょうね笑

今日の記事はギターがシールドで繋がっていますので演奏中は色々ご容赦ください笑 という記事でした。機会があればびっくりするような特殊な演出にてワイヤレスで演奏してみたいもんですね〜。

それでは今後とも引き続きよろしくお願いします。


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