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久々続き。かつてのメインギターを出しました。

今日はハロウィン公演のリハーサルでした。今現在各地公演中ですので、特に久々感もなくリハーサルは進行しました。
良きところで新曲を合わせたのですが、今日は新曲にまつわる私のパート(Gt)の知ってても得も損もない話をちょいちょいピックアップした”狐に摘まれた”という表現がドンでピシャリな記事でございます。
ドンでピシャリだしドンで松五郎なのでチョー短編記事です。

新曲のチューニングが半音下げ6弦ドロップC#、1弦からD♯、A♯、F♯、C♯、G♯、C♯でございまして、PlasticTreeの楽曲ではロケットがこのチューニングです。
普段使っている弦セットは009〜042なのですが、6弦だけレギュラーチューニングから1音半も下がってしまい、弦テンション確保の為に”6弦1本だけ太くするのも何だろう”と010〜046の弦セットにしています。
1弦〜5弦は半音下げくらいなら普段の009〜032で良いのですが、まぁ巻き込まれ事故みたいなもんですね。
さて、新曲の為にメインのN4にこの弦セットは張りたくないですし、仮に張ってしまったら色々不便しかないです。
ロケットを演奏する為だけに、ここ数年はFERNANDESのマジョーラ塗装のギターにこの弦セットとチューニングを施して都度使用していましたが、今回新曲を演奏するにあたって安易にFERNANDESを使うのは何かが違う?何だろう?と。
危なく禿げそうになる程考えましたし、何なら禿げましたのでボーズにしようかというのは後回しにして「あぁロケットをリリースしたあの頃は、FERNANDESとエンドースしてたからイメージ共に何も違和感なかったんだ」と。
全方向ガチガチに通る理屈がすぎまして、油断したらオナラが出そうでしたがそんなのは後回しにして、そういや久々にN4赤アッシュ出そうかな?と。

N4赤アッシュ!

90年代の私の相棒!酷使しすぎて可哀想なくらいボロカスになってしまい、メンテナンスして以降は入り用であればしれっと出てくる赤アッシュ。
ここにきて主役級で返り咲いてもらうことにしました。
アッシュボディ、弦セット010〜046、中々我の強いと言いますか主張が過ぎると言いますか、久々にこのギターのしつこい感じの音が”おい、俺の事忘れてたんじゃねぇだろうな?”と言わんばかりに、演奏中は出音がキャビネットからケツに噛みついてきます。
このギターを使っていた90年代は009〜046という弦セットを使用していたのですが、4〜6の巻弦の感じが懐かしさが懐かしすぎて逆に直近?とさえ脳がバグりました。1〜3のプレーン弦こそ近年入り用多くて直近なんですけど、そこは脳は無でしたし無視でしたし空気でした。
この赤アッシュ、近年メインのN4 barbwireや入り用時のウォルナットとはネックの形状がまるで違いまして、同じN4だというのにネックを握った感じは例えるなら焼きそばと焼きうどんくらい違いますし、きんつばとういろうくらい違います。
違う事で弾き易い引き難いはないのですが、多分メインのburbwireとの比較を無意識に行っているのでしょう。赤アッシュを弾いている時”何だかパチモン的”な、もしくは”N4じゃない何か?”感で脳がバグりました。
とはいえ数回演奏するとですね、さすがかつての相棒やっぱ寺脇康文なんだよなオーラムンムンです。

さて良きところばっかやっててもと、他のやることに移行しまして今日も今日とてリハーサルを終えました。
明日も楽しいといいな、ということで。

今後とも引き続きよろしくお願いします。

読んでいただいてありがとうございます!皆様からの貴重なご意見もお待ちしております。