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MLBファン投票中間発表、イケイケ大谷翔平!

6月15日、メジャーリーグのオールスターファン投票の中間発表がありました。報道でもかなり取り上げられていますが、大谷翔平選手がアメリカンリーグのDH部門で2位に大差をつけて現在1位。

MLBのオールスター戦というのは日本のオールスターと比べると比べ物にならない位、本当にスケール・注目度・熱狂度…etc、とにかく凄いイベントなのです。
また選手も選ばれた事を本当に名誉に感じてイベントに参加している…という姿がヒシヒシと伝わってくる、言葉では表現できないイベントだと思います。

私はお陰様?で電通勤務時代、日米野球やMLBイベントを担当していたので、ほぼ毎年オールスターへ行っており、多少知識があります。
先ずは日本のオールスターと違うところ、あまり日本では報道されていないところをご紹介したいと思います。

① 開催球場は30年に一度のイベントなので街・都市を上げての協力体制
→ 前夜祭などのパーティーは美術館とか特設会場、コンベンションセンターなどで大々的に開催。
オールスター当日は「レッドカーペット」と言ってオフィシャルホテルから球場まで出場選手がオープンカーなどに乗ってパレード

② 開催週はコンベンションセンター等でスポンサープロモーションを兼ねたイベントを1週間開催。
→ ピッチングゲームやランニングゲーム、トレーディングカードの販売や歴史コーナー等々、丸一日以上遊べる臨時遊園地のような特設イベント会場が設営される。

③ 日曜日に日本で言うジュニアオールスターみたいなものがあり(過去には芸能人も出場した時もありました)月曜日はホームランダービー、そして火曜日が本番オールスターゲーム。
日本のように2試合3試合はせず、1試合のみ。

④ オールスターの開幕セレモニーでアメリカ国歌の最後のところでジャストタイミングで戦闘機が編隊を組んで球場の上を飛んでいくセレモニーがあります。2000年前半までは戦闘機が5基、Vの字で飛んできていました。何年からは記憶にありませんが、近年では経費の削減の為なのか4機に減ってしまいました。
驚いたのは2003年シカゴでの時。国歌斉唱も終わりに近づき今年はどこから飛んで来るのかと辺りを見渡していたところ、遠方から一機しか飛んで来なかったので「なんだ…」と思っていたら、なんか違うぞ…と思ったその瞬間、全く聞いたことない音の中、上空をなんと【ステルス】が飛んでいきました。
これには、本当に驚かされました。

※シカゴで、もう一つ驚かされたのは前夜祭。バントの生ライブをやっていたのですが、そのバントのギターがなんとヤンキースのバーニーウィリアムス選手だったのには、これも驚かされました。メチャクチャ上手でしたヨ。

等々

まぁMLBオールスターは本当に凄いイベントだと思います。
実は2001年にイチロー選手をオールスターに出場させよう!という事で日本でもMLBオールスターのファン投票を、当時あったコンビニチェーンam/pmで実施したのですヨ。
同社の当時の社長の秋澤さんが仕掛け人となり私もお手伝いさせて頂きましたが、今でも良い思い出になっています。


ここから話はタイトルへ繋がりますが、とにかくファン投票で1位を取るのは本当に凄いことなのです。今回の報道を聞き、思わず熱い思いが込み上げてしまいました。
私的には、もちろん日本人初のホームランダービーの出場という姿もみたいのですが、今年だからこそオールスター初出場は二刀流で出場してもらいたいと思ってしまいます。

ホームランダービーは本当に疲れるだろうと思うイベントです。
プレイ時間はそれこそ18時ころから始まり、長い時は22時を過ぎるまでやっているイベントです。参加したらカナリの疲労が推測され、翌日の二刀流は実現しないのではないか…と思ってしまいます。
またもし今年オールスターのイベントにフル出場して良い結果が出たとしても、シーズンの後半戦に響くのではないか…と心配になってしまいます。
ただ今季は周囲の心配をモノともせず結果を出している、そんな大谷選手だからやれてしまうのではないか?という期待もあります。

是非とも良い形でオールスターを終わって欲しいですが、ファンの気持ちから言わせて頂くと今から楽しみでなりません。

ガンバレ!大谷翔平選手!!


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