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2022北京冬季オリンピック開幕

いよいよ冬の北京オリンピックが開幕します。このオミクロン株勢流の中、何か日本選手団のアルペンの選手から無反応なのに陽性者が1人出た…という記事も報道されて中国独自?の対応策が取られると推測されるので心配極まりありませんが、何とか無事閉会式までいって日本選手団には良い成績を上げて欲しいと願うのは私だけではないかと思います。

今回の選手団の主将はご存知の高木美帆選手。昨夜もテレビの特集でパシュートの対策ドキュメントを放送していてオリンピック2連覇を期待せずにはいられない状況になっています。そして私は高木美帆選手が出てくると思い出すのは橋本聖子さんの言葉です。

2009年12月。高木美帆選手は中学生ながら2010バンクーバー冬季オリンピックに選出され、期待されましたが惨敗。その背景にはどうも当時のあるコーチが「やれコーナリングは…」とか「滑りは…」とか技術的な事をどんどん詰め込んでしまったからスランプになってしまったような事があったらしく、聖子さんは「中学生で体力的な伸び代が有るんだからなんでもっと自由にさせてあげないのかしら、、、、」とスケート連盟と電通とで忘年会をやった時にお話しされていたのを思い出してしまいます。

ホントそーゆー例は日本のスポーツ界ではたくさんある事象だと思います。
所謂早熟だった…といえばそれまでですが中学生・高校であれば肉体的な成長があるのだから記録もその分上乗せできることが自然の摂理ではないかと思います。
でも残念なことにその金の卵を周囲が寄ってたかって潰した例を実際に見た事もあるので残念でなりません。
逆の意味で、あの二刀流をやらせた栗山監督はスポーツ界では本当に稀な指導者なのではないでしょうか。

ただ、中にはそこに当てはまらないスポーツもあると思います。
その代表だと思うのがゴルフです。
約20年程前、10才で世界ジュニアを制し 12歳で日本のプロゴルフツアーに出場、 14才で最年少の予選通過者となり全米アマでタイガーウッズの記録をも破った伊藤涼太さんいう選手がいました。
彼は成長が競技技能を悩ませたそうです。それは身長。何と年間10cmづつ3年程伸びたそうでクラブがどんどん合わなくなりスランプになってしまったそうです。確かに股関節の怪我にも見舞われたそうですが、やはり道具を使うスポーツは微妙なんですネ。
それでも今、伊藤涼太さんは努力してプロとなり下部ツアー等にも出場して頑張っているそうです。

話は戻りますが、そんな微妙なスポーツ界において高木美帆選手はバンクーバーオリンピック惨敗、翌2014ソチオリンピックは国内予選敗退という中からの平昌オリンピック復活の金メダル、更なる飛躍で今回の北京は日本選手団の主将となり、ある意味復活劇を展開されていられるのでは無いかと思います。
ホント期待せずにはいられません。

東京五輪の時の様にマーケティングの観点を取り入れて沢山note したいと思います。


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