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世界一奪回、お願いします!

オリンピックの感動もだんだん薄れて、スワローズの日本一で2021年の幕を降ろした日本の野球界。今年最後のトピックスという感じでSAMURAI JAPANの監督に栗山氏が就任され、2023年WBC に向けて動き出しました。

実は栗山監督がまだコメンテーター等をされていた時に、球場や記者会見場などでお会いする機会が多々あり、色々と情報交換やマーケティングの事・テレビの放送権の事などの取材を受けていた関係もあり懇意にさせて頂いています。
監督になられてからはお会いする機会が減ってしまったのですが、2014年にデレクジータと松井秀喜さんに出演頂き私がチーフプロデューサーとして実施したチャリティーイベントの時、ファイターズにもご協力頂き久しぶりにお会いする事ができました。その時何と監督の方から歩み寄って来られ、挨拶をされたのには本当に人間性の高さと人間力に敬服してしまいました。

特に記憶に残っているのは2006年の第1回WBCの準決勝、ペコトパークでの時。その年に巨人戦の視聴率が15%を切った…という当時では大事件が報道されましたが、時流はインターネットがドンどん台頭し世の中が変わろうとしてきた時期で、ゴールデンタイムの延べ視聴率(セットインユース)が80%を切るという由々しき問題もあっての視聴率低下なので、数字自体の意味を単純に判断してはいけないのですよ…という感じで、その全体的な流れをキチンと整理して伝えた方が良いのでは?と提案した時にカナリ興味深く取材をされていた模様は今も鮮明に記憶に残っています。
こんな私のいう事にも誠実に耳を傾けて習得されようとするお姿には頭が下がりました。
やはり探究心旺盛の方なのですね。

そんな探究心があり研究家な栗山監督だからこそ世界一奪回を期待せずにはいられません。
監督が栗山氏なら大谷翔平が出場する確率が増え、必ずやSAMURAI JAPANの貴重な戦力間違いなし!という感じではないでしょうか。

でも心配なのは2023年ということ。

大谷翔平選手は来年いっぱいでFA が獲得できる事となり、23年3月は正にエンジェルスか他の球団かに移籍が決まって活動が始まる頃。
実は2006年のWBCの時の松井秀喜さんの時と経過が被るのです。
松井秀喜さんにWBCに出場して欲しくて招聘をカナリ勢力的にやりましたが.松井さんが06年は丁度FA を獲得した一年目。WBCがまだ市民権も薄くオーナー達は出場を快く思っていなく、出場を容認しない球団も多数ありました。
そんな環境にプラスして本人も頑張らなくてはならないプレッシャー?からなのか結局、出場は辞退されMLBの開幕を迎えましたのでした。

そして今もなおMLBのオーナーはまだ若干WBCを否定している人もいるので、今、一部の報道で単純に栗山監督だから出場する!と言っている人もいますがそう簡単にいかないのがMLBだという事を含んでいた方がいいと思います。
あと嫌なデータですがそのFAを獲得した2006年、松井秀喜さんは左手を骨折してしまったことは記憶に新しいことでもあります。

とにかく不安ばかりを言っていてもしょうがありませんので、、、、

栗山監督、世界一奪回
よろしくお願いします!!
そして大谷翔平選手、出場して栗山監督を胴上げして下さい!!!

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