はつこえの、はなし
俺が、小学4年生
黄緑のうどんジャージを着て
恐怖の深夜勤交代
ドラクエⅢレベルアップ地獄にハマる1年前
こえをしました
はつこえです
彼女は、同年代のジャリどもみたいに
子どもっぽくないのです
強くて、気高くて
あの何とも言えない低い声は
何もかも見透かされているようでした
彼女と目が合うと
俺は真っ裸にされた気持ちになって
恥ずかしさと、嬉しさが入り交じって
入ってはいけない大人の世界に
足を踏み込んだようでした
彼女の名は
ハマーン・カーン
アニメ、ガンダムシリーズの
Zガンダム、ZZガンダムの2部にわたり
主人公を翻弄してきた敵の女ボスです
直感めいた神通力を使いこなし
無線でビーム砲を操るその能力はまさに
ヒミコ:卑弥呼
彼女こそ、昭和に蘇った
邪馬台国の女王なのではないでしょうか
それ以来、何度も何度もZガンダムを観て
観るたび、彼女の虜になってゆきました
そんな誰もが経験するであろう
甘酸っぱい、はつこえを過ぎて
ある時、俺は彼女の声とともに
人生を過ごしてきたのだと気づくのでした
二十歳の頃なら
アニメ、パトレイバーの
凛々しき南雲隊長で
ジュリアロバーツの大ファンだった頃は
映画、マグノリアの花たちの
ぶっ飛び美容師役で
コロナの自粛期間には
映画、メイズ・ランナーシリーズの
最悪最低女博士役で
どのハマーン様も気高く美しく
俺の人生の要所要所に
その声色は現れていたのでした
そういえば、もっともっと昔のアニメ
コブラのレディもハマーン様だ
そして、数日前
その瞬間がまたもや起きたのです
この世の摂理を熟知しているような
難解な殺人事件の犯人を暴き出すような
心を鷲掴みにする、あのこえ、、、
アニメ、火狩りの王の冒頭
ナレーションを務めていたのは
あの、ハマーン様だったのです
麗しき御声
またもや、俺は包まれてしまった
即、左手でテッシュを抜き取り
鼻血を抑え
右手で後頚部をチョップし
目玉と耳だけがアニメにくぎ付けでした
このアニメは
灯子と呼ばれる少女の冒険アニメで
幼い灯子に次々と試練がやってきます
そのたびに
ハマーン様:
それ以来、世界は黒い森に覆われ
様々な閻魔が跳梁する領域となり
人間は暗闇と火の両方に
怯えて過ごすことになった
ハマーン様は、このアニメの舞台が
どれだけ暗黒と化した大地なのかを
声色で、説明してくれるのです
もう救いようがない
そう言ってるようにも聞こえてきます
まるで、雲の上から眺めている
菩薩のようでした
そのハマーン様の本名は
榊原 良子
声優にまったく興味がなかったので
今回、この記事を書くために調べて
はじめて名前と御姿を知りました
声は、振動、響きなので
骨格である程度声色が決まるのは知ってました
なので、絶対ではないですけれど
顔を見るとだいたい声が想像できるものです
榊原さんの下顎のラインを見てください
アニメのハマーン・カーンの輪郭と
同じような角度をしているのです
これで、俺の感覚器には
ハマーン様の御姿と声色が
見事に合致したんだ!と
ひとり勝手に納得してしまったのでした
あぁ 俺のはつこえの御方
ハマーン・カーン
山ちゃんが、なぜこんなに
声に反応するのかといいますと
自分が優位としている感覚が
聴覚優位
なんです
絶対音感、とかじゃないですよ
ただ単に、他の感覚器よりも
聴覚を優先して認知しようとする
というだけの話です
他人との優劣を決めるものではありません
あくまでも自分との戦いです!
記事の最後に
無料診断サイトを貼ってますので
暇人こそ試してみてはいかがでしょうか
だからといって
人生の何かが改善されるわけでもないですが
自分の一面を知るというのも
いいんじゃないでしょうか
人が認知してる感覚は
ザックリと分けて
3つに分類されるそうです
①視覚優位
②聴覚優位
③体感覚優位
これは、嗅覚や味覚を加味した五感の話ではなくて
個人が認知しやすい特性的な感覚のことです
①から③まで誰もがもってますが
その中でも、優れているのはどれか
という話であって、優劣の問題ではありません
①視覚優位
ビジョンとして認知することを優先する能力で
景色や風景を、色や造形、空間から
感情と結び付けて、認知しようとします
森の中をウォーキングしていたとしましょう
視覚優位の人はこんな感じで表現します
→新緑がキレイですね
②聴覚優位
文字の意味や言葉や音で認知しようとします
聴覚優位の人は同じ景色を見ていても
鳥の鳴き声や水の音に注意が向くので
→川のせせらぎで、癒されますね
と表現します
③体感覚優位
直に肉体が感じたことが優先されます
例に並ぶと
→森の中は、空気がおいしい!
汗をかくと気持ちがいいですね
てな感じです
比率的には
視覚優位の方が多いんだそうですよ
無料診断ページ
こっちは超簡易的
じゃーねー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?