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シートにおけるゲルの話。

ハーレーのシートは、星の数ほどのサードパーティメーカーから世に送り出されている。

ことビンテージ系のモデルやスポーツスター系は「薄い方がカッコいい」という宗派があり、フォーティエイトなんかは純正シートからしてかなり攻めた薄さである。ファイナルエディションは、ついに革を貼った「板」のシートになった(笑) 


が、当然薄い=おしりが痛くなる率も跳ね上がる。これはナンボ日本のサードパーティシートメーカーの技術が凄くても、スポンジの構成に拘っても、避けて通ることはできないのだ。

数えられないほどのシートを買っては失望し、メルカリへ放流する…その検証をどれだけ繰り返したことだろう。

たどり着いた結論は「ゲル最強」ということ。薄さは関係ない。

かつてのアシックスのスニーカーから、我々はゲル素材にお世話になっている。NIKEのマーケティングに後塵を配しているが、ゲル素材の衝撃吸収力はもっと世に認められるべきだし、アシックスの広報さんはもっと頑張ってほしいと思う。

以前、ゲル素材のシートの上に生卵を落とし、「割れないよね」という実験をしたことがある

机の上からとかそんな次元の高さではない。背の丈ほどある脚立の上に登り、さ床に敷いたゲル素材シートの上に落とすのだ。およそ3メートル。


そして、割れないのだ。

つまり、そういうことなのだ。たとえシートの形状自体が薄くても、化学的に衝撃吸収できる素材が組み込まれていれば肉体への疲労は最小限に留められる。

私はラペラという米国メーカーのシートにたどり着いたのだが、こちらのメーカーは薄くてカッコいいデザインで有名なのだが…その薄さゆえいわゆる通常のスポンジで構成されているモデルではすぐにお尻が痛くなってしまう。が、同じ薄さのモデルであってもゲル素材入りのモデルでは疲れ方が全く違う。まる一日乗っていてもお尻が痛くなるということが無いのである。マジのマジです。

あゞ素晴らしき叶日本の素材技術よ。

そんなわけで今日もうちのハーレーは最高です^_^


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