タスクを宙に浮かせる魔法
昔の苦い経験として、上司がやると思ってたタスクが実は私がやるべきことだった、ということがしばしばありました。タスクの担当者が宙に浮いている状態です。
こうなってしまいがちな言いっぷりがあるような気がするのでまとめます。いずれも、一般論ではなく私個人の狭い範囲の経験からくる話です。
「〜しましょう」「やりましょう」
たとえば以下のようなのようなやりとりです。
A「〇〇は△△にしたほうがいいと思うのですが」
B「いいですね、やりましょう!」
この場合、担当者は誰でしょうか。
このような言い方の場合、Bさんが込めた意味合いは以下のパターンがありえます。
「(二人でやりましょう)」→ 担当者はAとB
「(私がやっときますよ)」→ 担当者はB、ややレアかも
(マイルドな依頼) → 担当者はA
私の苦い経験は2のパターンです。全く逆で、同じことを二人がやるということあるかもしれません。
やりとりをする内容や、関わる人たちの関係性で自明になることもあるかもしれません。でも両者にとって自明かどうかって確認が難しい気もします。
対策としては・・
B「いいですね、私はこの部分やるんで、Aさんはここお願いできますか?」
B「いいですね、やっときますよ!」
B「いいですね、おねがいします!」
あたりでしょうか。
「〜する必要がありますね」
この言い方は、話の流れで担当者が自明なときも多いと思います。
浮くケースがあるとすると、課題感はあって、そこそこの重要度だけど、緊急度が低い課題の場合。ふりかえりのような場面でしょうか。
ひとまず、後でやることリストに書いておくことが応急処置でしょうか。本当にやる必要があるのか検討するフェースが必要になるケースもあります。
・・とあまりきつくするとアイディアが出にくくなるかもしれないので、ゆるっとしつつも、今やるのかやらないのか、やるなら誰がやるのかなどは意識する必要はあるでしょう(それはそう)。
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