「めんどくささ」で行動をコントロールする

たとえば、行動の選択肢としてAとBがあって、Bを行動すべき場合。Bをしやすいようにする、というアプローチ以外に、Aをしにくくする、というアプローチもあるなと思うことがありました。


私は自転車を3台持っていて、それぞれ自転車1(グラベルロードバイク)、自転車2(クロスバイク)、自転車3(小径車)とします。

もともと、自転車1にカバーをかけていました。

↓カバーというのはこういうのです。

ちょっとそのへんまで行く程度であれば何でも良いので、カバーをかけていない自転車に乗ることが多かったです。カバーを外すのがめんどくさいという心理です。特に自転車2に乗ることが多かったです。

そうするとなかなか自転車3に乗る機会が少なくなってきます。

そんななか、梅雨になりました。雨から車体を守るためにカバーをもう一つ買いました。そしてそれを自転車2にかけました。

すると、カバーがかかっていない自転車3によく乗るようになりました。

小径車なので、乗り心地としては他のものには劣るのですが、私の中ではカバーをはずすめんどくささが勝っています。

ということで、自転車2にカバーをかけなければ自転車3によく乗ることはなかったと思います。今回は個人の自転車の問題なので、なんだって良いわけですが、普段でもこのように、めんどくささで他の行動を促すことが活かされることもあるのではないかなぁと思いました。

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