きらきらエンジニアへのあこがれと、目に見えるものと見えないもの
SNSではきらきらしたエンジニアの活動をよく見かけます。自分にはできないし、すごいなぁとシンプルに思います。
だからといって、それができない自分に必要以上に卑屈になってもいけないし、逆にちょっときらきらに近づけたとしても浮かれてもいけないなと思っています。
そのあたりを、自分が立ち止まる目的で整理してみます。
見えるものと見えないもの
「見かける」と言ってるくらいですから、まず目に見える事象です。当然目に見えないものもその裏、その下にあるはずです。
ピラミッド型にしているのは、表には見えないけど強い基盤があることを表現しています。
具体的にはどんなものがあるでしょうか。この図にいくつか当てはめみます。
気に病む必要はない
まずは、組織の境界で区切った図です。
SNSを通じて目に見えるは、通常は社外に公開されているものです。
社内でやっていることは、他社からはあまり見えません。社外からは見えないけど社内で成果を上げているのも、普通にすごいですよね。
社外から見えることをするかどうかは、単に与えられている役割の特性の違いの部分が大きいと思います。なので、以下の図のように、役割通りであれば社内で成果出してればよく、変に気に病んだり卑屈になる必要はないと思います。
憧れが、何かポジティブな行動に駆り立てられるのであれば、それはそれで尊いですね。
浮かれてもいけない
時間的な視点で区切った図です。
これまでの積み重ねてきた分は見えにくく、「今」が見えやすいとも思います。
見えている部分だけに憧れて、その表層だけ真似して近づけた気になっても、基盤がもろい状態だと以下のように不安定なります。
とはいえ、エンジニア人生にはいろいろなタイミングがあります。一時的に上図のような状態になったとしても、立ち止まって基盤を強化する方に意識が向いて、また憧れて、を繰り返すようなパターンもあるかもしれません。
自分がどういう状態になってるのか認知できるかというのは結構重要だと思いますので、時々立ち止まりたいと思います。
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