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Extend してるふりして Extend してもらっている

2020/07/25 に開催された、July Tech Festa 2020 に参加、登壇させていただきました。各種資料や補足的なことを書きます。

当日の資料

当日の動画


ここで時間をさかのぼります。


応募してみた

テーマは「Extend Your Engineering Life!」ということだったので「Your」を「誰か」に置き換えて、私が1年前から始めたエンジニアリングメンターという取り組みについてお話しようと思い、応募しました。タイトルは「誰かの Engineering Life を Extend する」を仕事にした話 。

「〜した話」というタイトルをつけたのは初めてです。練習した時に気がついたのですが、いざ声に出すと結構不自然でした。1mmだけ後悔しました。

少し慣れてきたオンライン登壇

今年の July Tech Festa はオンライン開催でした。現状、他のイベントも軒並みオンライン化してるので、そこで登壇させていただいた経験や、自身で配信練習がてらやっている経験があったので、少しずつ慣れてきました。

Zoom で登壇者と資料を映してYouTube Live で配信するというスタイルでした。資料をメインに映しつつ、右に登壇者、ツイート、下にタイトルやバナーという画面配置もなんだか定番化してきた感がありますね。

本番の2日前にリハーサルがあって、当日の段取りを確認できたので助かりました。オフラインの場合は、当日にディスプレイの接続チェックなどを行いますが、オンラインの場合は、前もってこの手の確認が必要だなぁと改めて感じました。

練習したり慣れてきたこともあって、あまり緊張もしませんでした。と書きたいところですが、本番直前の以下の typo 見ると説得力ゼロです 。

当日いただいた反応

フィードバックをいただけることは本当にありがたいです。

社内的にも100%理解を得られているとは思わないので、このような社外からのフィードバックを説明材料できるのが心の支えです。

「気にかける」は伝わらない

オフィシャル期でわかったたこととして取り上げた、「気にかける」は伝わらない、という点に共感していただいた方が多かったようです。自分で書いていて、グサッとささる点でもありました。これは、逆の立場の経験からも来ています。

ほっといてほしい人もいる

発表後、SpatialChat (今回は Ask the Speaker 的な役割)でこんなご相談をいただきました。

自分自身がほっといて欲しいタイプだから、ほっといてしまう。

ごもっともです。そういう方がいらっしゃるのも事実です。

バランスや個人個人に合わせた対応は難しいですよね。私としては、メンタリング開始時のオリエンテーション時にある程度コミュニケーション方法を確認しています。ただ、最初に確認したことがずっと正しくあり続けるかというとそうとも限らないので、やっぱり時々立ち止まったほうが良いのだとお思いました。

技術は仕事だけのものではない

オフィシャル期のやったことで言った「趣味で勉強してもいいんですよ」について、誤解を生みそうだったので補足です。

人材流出への懸念

制度を始める時、管理職の人たちへの説明の時にも全く同じこと言いました。「こういう取り組み、みなさんにとってはちょっとそわそわしますよね?大切に育ててきたメンバーが辞めちゃうんじゃないか。でも・・」という文脈です。

前例を作る働き方

自己紹介でも触れましたが、私はエンジニアとしての部署とエンジニアリングメンターとしての部署の2つを兼務しています。また、テクニカルエバンジェリストという職種であり、特殊な位置づけなのかなと思います。テクニカルエバンジェリストという職種も、今回ご紹介したエンジニアリングメンターも、私がやりたいなと思ってその時その時の上司の協力してもらって、働き方を作ってきました。

なので、今回のタイトルの「誰か」は、見方を変えると私自身も含まれているのかもしれません。私自身が Extend してもらっている立場でもあります。

一部(もしかしたらほとんど)の人から見ると、身勝手と感じるかもしれません。ただ、前例を作っておけば、もし後で同じような人が出てきてた時に参照し、踏み台にしてもらえると思っています。かっこよく言おうとすれば多様化でしょうか。

とはいえ、少しつっかえる物もありましたが、@ayatokura さんに救われました。

ブログ

大変ありがたいことに、お聞きいただいたうえで、ブログに感想を書いていただきました。


まだまだです

実は、一時期キャリアコンサルタントの勉強をしようと考えていた時期がありました。その時に、ちょっと相談した人が何人かいます。

その一人が、今回 A5 で「緊急事態宣言中に大手SIer インフラエンジニア向けに実施したピープルマネジメント」という発表された倉持さんです。

この発表を見て、レベルの違いを痛感しました。私の我流と違って、ちゃんと理論に基づき、決め細かく対応し、計測をしている点です。

おわりに

参加者としてもとっても楽しめた一日となりました。

登壇者や参加者の多さとオンラインという組み合わせで、難しい面も多々合ったかと思います。

登壇者みなさま、スタッフのみなさま、本当にありがとうございました。


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