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ポリゴンショックから25年振り替えって改めて、考えてしまうこと(画像はAI)

 ポケモンショックとは、1997年12月16日にテレビ東京および系列局(TXN)で放送されたテレビアニメ『ポケットモンスター』(ポケモン)の一部視聴者が光過敏性発作等を起こし救急搬送された放送事故・事件である。また、事件の影響で本番組の放送がおよそ4カ月間休止という措置が取られました。

(Wikipedia参照)

 1997年12月16日、テレビ東京系アニメ『ポケットモンスター』第38話「でんのうせんしポリゴン」の放送で起きたのだが、内容は、主人公・サトシたちがコンピュータによるポケモン転送システム内でロケット団が引き起こした事件を解決するため、CGポケモン「ポリゴン」を使って転送システムの内部に侵入するという話でしたね。

 破損したデータを修復したシーンにパカパカを始めとするエレクトロニックフラッシュやフラッシュなどの激しい点滅が多用され、作中、「パカパカ」と呼ばれる赤と青の点滅の演出が多用されたため、放送後、一部の視聴者が頭痛や吐き気などの症状を起こし、病院に搬送された。負傷者は750人にのぼり、うち135人が入院しました。

 パカパカとは、背景の作画に使われる演出のことで、違う色を短い間隔で見せることで、コストを抑えつつ派手な演出をすることができますから、ポリゴンというよりは、問題のシーンはピカチュウが10まんボルトを使うのが良くなかったかもしれないですかね。

 自治省消防庁の集計によりますと、ポケモンを見たためと思われる症状によって、救急車で病院に搬送されたのは、翌12月17日午後5時現在で、685人に9割近くは小中学生でしたので驚きましたね。

 大部分は医者に診てもらった後に帰宅したが、200人の入院患者(一時入院を含む)も出ました、うち何人かは重症と伝えられましたから、これでポケモンのアニメのみならずゲームの存続すら危うかったかもしれないですね。

 しかし、テレビを見ていた700人近くが倒れ、病院に運ばれたというのは、世界中を見渡してもテレビ始まって以来の出来事でしたから、あの時は本当にやばいのだなと思いましたね。


 そして、被害者は700人にとどまりませんでしたね。事件発生の夜、病院に搬送された子どもが150人とテレビニュースが報じた時点で、実際の患者数は1000人規模、また病院に行かないまでも何らかの影響を受けた子どもは数千人規模に達すると思わましたから、これはヤバいのかなと。

「『ポケモン』バッシングは、かなり無責任で、根拠のはっきりしないものが多かった気がする。

 『ポケモン』の名前がつくものは、ほとんど悪く言われた。

 本当に聞こえてこなければいけないのは、直接の被害者の声のはずなのに、それはほとんど聞こえてこないで、「ポケモン事件」より、『ポケモン』ブームに対する批判がやたら聞こえた。」

 当時、脚本家で今は亡き首藤剛志氏も、その多くが騒動に便乗し、根拠に欠くようなものに感じた、と述べているおっしゃっていましたから、ポケモンの存続も危ういことが分かりますね。

 かのガンダムの生みの親である富野由悠季監督も「問題の箇所が青とピンクの補色だったことも原因だ」後は、その点を触れなかったマスコミを批判している。その他、その影響で注意喚起のテロップが流されるようになったことに対しても無神経な対応だと批判していますから、相当やはり事件がでかいことも分かりますね。

 本事件をきっかけに「テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見てね」といったようにテロップや登場するキャラクター達よる注意喚起がアニメ番組の冒頭部分で流されるようになりました。

 なお、ポケモンショックの2週間前、1997年12月1日にはポケモンえほんでポリゴンを主役とした『またあそぼうね ポリゴン』が発売されいましたから、タイトルから観るとおりひどいなと。

 今回の事件で、テロップの「テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見てね」というのが定番になりましたし、ある意味アニメやテレビ史に残るような事件ですからポリゴンを今でもあまり放送しないのは気の毒でもありますし、

 やはりポケモンという世界に誇るジャンルでもありますが、その輝かしい功績の裏にはやはり、ポケモンショックのような闇の事件もかなりあったかもしれないですし、この事件は難しいですけど後世に残るべき歴史としてポケモンショックは、大切かなと。


 無論、その後パカパカを使用したアニメはこの事件以降なくなってきましたから、今はあまりないですけど、この事件のことはやはり残すべきですね。

世界遺産で言えば負の遺産として、アニメ界のみならず、テレビの歴史として残していくのがベストかなとは思いますね、その事件を知ることが大切ですね。

 今回は、話が長くなってしまいましたけどサトシとピカチュウの話が終わりを迎えますので、こうしたこともあったのだと忘れてはならないなと恐れながらも、ちゃんと事件も書いていくことが大切ですし、一番かなと思いますね。

 ポリゴンに幸いあれ

 以上で、終わります。


 

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