クルマやバイクに魂が宿る?というお話

よく、愛車を手放す際にご機嫌を損ねる的な話を見かけます。

現実的に考えれば、手放すことを考え始めた時点で、その車両のメンテナンスが疎かになっている事による必然、と言えるでしょう。

この手の、ある種のオカルトのようなお話ですが、僕は実体験を踏まえた上で有り得ると考えます。

一応、某地方国立大学工学部出身です。

僕自身の体験としては、以前いた運送会社で新車の2トン車を与えられ、東は福島、北は新潟、西は京都まで日帰りで毎日乗り回していました。日帰りの地場とは言え、その会社の地場の範囲が上記の通りめちゃめちゃ広く、一ヶ月で1万キロ以上走るという状態でした。

毎日のように洗車をし、可愛がっておりました。

その2トン車を4年ほど乗り、走行も50万キロ近くに達していました。まだまだ絶好調だったのですが、その車を売却し、新車を導入するという話になりました。

その2トン車で仕事をする最後の日、帰庫してから業者が引き取りに来る前に最後の洗車をしながら自分なりに別れの挨拶を済ませました。

4年乗ってこれといったトラブルもなく、新車時とほぼ変わらないような状態で今まで乗れてきたのですが、その業者に引き取られた後、ほどなくして腰下が割れて廃車になったと聞きました。

その時社長が「お前以外に乗ってほしくなかったんだろうなぁ」と言っていました。

その時は僕もまだ若く、「んなアホな」と思っていましたが、長く生き、不可解な現象を経験するうちにあの時社長が言っていたことは本当かもと思うようになりました。

社長も長いこと運送業に携わってきたのだから、色々と経験してきた上での言葉だったんだろうなぁ。

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