おばちゃん

毎週水曜日の午前中に、移動パン屋のおばちゃんが軽のワゴンでパンを売りに来るんだけれど、今日のおばちゃんは最高にテンションが高かった。

あれは何か食ってるんじゃないかと思うくらいで度肝をぬかれた。

おばちゃんは50くらいで細くて美人ではないけれど、愛嬌があってかわいい感じ。昔風にいえば、ぶりっこ。

パンは添加物を使っていないというのが売りになってて、小さくて味も薄いがかなり高い。3つほど買うと、すぐに千円ちかくになる。

おばちゃんは今日わたしに珍しくパンを勧めてきた。「このカレーパンとか美味しいですよ」。カレーパンを勧めてきた理由はわからない。

わたしはおばちゃんにかつて会って話をしながら、このおばちゃんも昔は旦那やその前の男たちに股を開いていたのかなあという思いがよぎったこともあった。しかし話をしているうちにそんなことを考えているということを忘れるくらいのおばちゃんのハイテンションな話し声を聞いているうちにそんなことも忘れた。

明日は木曜日。週末には社員旅行が控えている。