老子第一章


道の道とす可きは、常の道に非ず。
名の名とす可きは、常の名に非ず。
名無きは天地の始め、名有るは万物の母。
故に、常に欲無くして以て其の妙を観、常に欲有りて以て其の徴を観る。
比の両者は同じきより出でて而も名を異にす。同じきを之を玄と講う。玄の又た玄、衆妙の門。

✳︎道とは日常的に言われる道理としての「道」であり老子哲学の根本となるものです。


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