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ひまつぶし

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「クラブBA」会員による個性豊かな投稿を集めました。 ジャンルは様々。音楽、料理、サーフィン、スニーカー、電車、競馬、ペット、写真etc. 内容は、ライトなものからディープなも…
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#ライフスタイル

地球と宇宙の境界は雲の上の方にある /想像力ふくらむ 茶谷産業の宇宙雑貨

流れる雲を目で追うと 我にかえりホッと和む 雲を眺める 風に流されるさまに脳も心も一新した感覚におちいる 地球と宇宙の境界線は雲の上のほうにある 月火水木金土日 日月火水木金土 木火土金水 水金地火木土天海 小学のころ曜日の順番と 太陽系惑星の字面に違和感を覚えた おんなじ順番のほうが覚えやすいのに、なぜなのだろう と 英語の曜日表記とすり合わせると さらなる混迷へ 日曜日は太陽、月曜日は月らしい。 土曜日は土星のようだが はて他は。 似ているものが異

気温は気分を左右する 気温が機嫌に影響する/知的好奇心が喜ぶファン・サイエンス

窓から射しこむ陽に 12℃の気温を推測した 朝がた ひと桁の気温が続き ふた桁台へ転じると ホッ と嬉しさが漏れる ここ数日のうち一番の明るさと  陽の高さ 街は活動的な一日になりそうである 日中は20℃に届くだろうか 気温は気分を左右する 気温が機嫌に影響する カラフルなガラス球体の浮き沈みで目安の温度を読み取るガラスフロート温度計 気温を体感から推理するのは楽しいものだ 温度確認はデジタル表記数字という方が多いのだろう ひと昔前の、水銀体温計を連想する アル

冬の陽射しのような / ホッと一息 チョコっと幸せ ホットチョコレートなカフェタイム

ホッと心やすらぐ チョコっと幸せ広がる ホッと心なごむ チョコっと贅沢な時間 ホッとひといきをつく チョコっとリラックス ホッと身体温まり チョコっとカカオ香る ホッと心も温まり チョコっと甘さ楽しむ ホッと一息 チョコっと幸せ広がる ホットチョコレートなカフェタイム 冬の陽射しは そのありがたさを再認識させる 雲ひとつない青空から直接受ける冬の陽射し なんと心地よいものでしょう 気温20度に満たない寒空が 灼熱の陽を絶妙に冷まします ひとつめの雲が小さく西側に

小さなきっかけを紡いだら / & THE_NEW_COOL_NOTER賞 募集告知

小さなきっかけつむいだら 今日の自分になりました 小さなきっかけあつめたら 今日の自分になりました 小さなきっかけ気づいたから今日の自分になりました 小さなきっかけやり過ごし いまの自分になりました 小さなきっかけ気付かずに いまの自分になりました 小さなきっかけやや逃がし いまの自分になりました 振り返ると すべては小さなきっかけから ジーンズの右ポッケにいつもいる糸くずをいとおしく撫でる 背中おされ 手さしのべられ 声かけられ 後ろがみひかれ 昨日

キレイな水から順に氷になるように /THE_NEW_COOL_NOTER賞 お知らせ

製氷機はつかわず 製氷皿に水を張る 使う時間が近いときは少なめに まだ先のときには多めに張る まず冷蔵庫に数十分 、温度を下げ 均して そして冷凍庫へ 実家台所に立つのは洗い物と このためだけだ 自分は 料理は守備範囲外なのだ 8割が氷 2割が水のとき その水のみを捨てる この程度の不義理はよいだろう 少しだけの背徳と一緒に水も少量を捨てる ロックアイス購入を控えた分で相殺される 水道水はキレイな順に氷へと変わる 洒落たバーに出てくるような透明な氷でギチギチ

”農”という字を かっこよく思えたとき 大人になった気がした

ゆうのうえん/SHONAN ×ヒロ 小学時 農 という字のかっこよさを知らなかった 教師や親を責める気はなく 悪友へ転嫁もしない 自分が その思慮を持ち具えていなかった 社会や国語で出てくる 農 の言葉は あまりにも日常すぎるためか、どこかユーモラスなものに感じた       * 昨日、今日の食したもので生きていないものは何もなかった わたしたちは 命をいただき命をつむいでいる 昨日今日どころか生まれてこのかた 生命を経たものしか食していないのだ 母の胎内の

気にかける という幸せ / ワン!と聞く ありがとう

気にかけられることは嬉しいものである 気にかけること これ又とても 幸せなものである 心配から発育する感覚 好意から滲み出る感情 生活の一部と化した日常 ひとりを実感するのは淋しいものだ ひとりの実感を避けるため 気にかける対象の存在は大きい 面倒をみる 世話を施す 、言葉選びの問題で実は 気にかける対象から受け取るものはとても多くて とても大きい 失せたときや 芳しくないときの大きな憔悴に それを気付かされることも少なくない 多くの場合 与える・得るの立ち

のぼるさか くだるさか / 第2回THE_NEW_COOL_NOTER賞 告知

のぼる坂ってのは労力を要し苦しいものだ 重力に抗い その場所より上方へ あゆみを進める 苦しいときってのは のぼりざかだったりする のぼりざかは 右肩あがりなんていわれる 今いる場所より上方へ向かい上昇の比喩もする 登った上方からの景色は さぞ見晴らしよかろう ぐんぐん ぐいぐい めきめき どんどん よい言葉として耳にすることが多い

ねばり の つよみ

ポキリ と折れそうなときがある ガシャリ と崩れそうになる 納豆や自然薯、おくら、やまいも、め昆布、ネバネバを食に採ることは回避を図る一策だ 身体の ど真ん中に粘り気を据える内側からの免疫 パリン と割れそうな予感 ガクリ うな垂れる午後 パタリ 倒れる怖さ 黄いろ色の葉がひと葉ひと葉 さむかぜに舞う カサカサの日々ってのは もろい 乾いた日常ってのは危うい 枯渇 が渦巻くなど ぴえん超えてぱおん だ こころは身体を代弁する しなやかに 柔靱に たじろ

大掃除は実は真夏が望ましかった/ まだ間に合う極寒掃除の回避

実は知っていた 8月に大掃除を済ましておくとよい ということ 汚れが浮きやすく 水の冷たさも苦ではないと 夏に大掃除したとして暮れにまた繰り返す二度手間と億劫も言い訳に そのとき面倒だったことでほんのちょこっと手を付けただけで暦が進んだ 真夏の大家事に汗問題をも言い訳にする矛盾 家事は重労働だ 腕力体力劣る方は困ろう 毎日の家事の経験豊富で手際よく済ませる方よりも 経験値乏しい男手の方が役立つ場面は多い 不器用なりの視点と気質は 手馴れたスムーズな作業より一

8月の強い陽射しは記憶の引き出しを開ける

汗ばむ 照りつける ジージージー 、ミーンミンミンとセミの声 一瞬の福く風に涼をとるが 恩恵はすぐに去る 40年前と何も変わりない 熱もったタイヤに悲鳴あげる灼熱のアスファルト 8月の強い陽射しは記憶の引き出しを開ける グラウンド守備位置からの蜃気楼 汗で滑るバット 一球ごと腿あたりへ汗を移す 時間が経つにつれ重くなるユニフォーム カラカラののどの渇き 髪の毛のてっぺんからは帽子越しに湯気が出ていそうだ 絞ると汗が滴り落ちるアンダーシャツに成果を求め

陸地のタイタニックジョーク /1億という数字

1万の数 毎日処理を施して1万日かかるものが1億人という数字だ 1万日は27年である そういう数字が1億だ ゼロ4つごとに変わる単位の呼び名は幾度か確認が必要だ どこから単位自体の呼称が変わるのか 自分はプロ野球選手の年俸をワンクッション置くことで間違えないよう気を付けている 1億円プレイヤー誕生の前年は8千万円とかが多勢である このレベルは ほとんど顔と名前が一致もする 年俸800万円から1億円プレイヤーなどとの間違いを防止できるのだ 1万円 ×1万人の集

応援 ってなんだろう / 手を差し伸べ 愛を経て 友へ と容認するさまかな

応援 の中には 心 がある 心 が真ん中に座しているよう見てとれる 右に 手があり、さらに右下には 友 がいる 友と記す上部は 愛 の始まりだ あらわに大手を振って主張する心ではなく上部に冠瓦と屋根、左には外へ向かって反る薄い壁で慎ましやかに覆われ しかしどっしり座する 心 つつましやかに覆われた心が 手を差し延べるように 愛情の始まりのように 友と容認したよ と思う気持ちだ 困難や不調、困りごとへ助けたい と思う直感 エールを送りたい と思わせる対象の資質や言

おには~うち 、ふくは~そと / そののち 知ることになる 芥川さんの桃太郎

我が家で15年を数える恒例の2人豆まき 喜寿を迎えた母は今なお  おには~そと  ふくは~うち  の自分の掛け声にキャッキャしながら両手と声をあげる 今年も今から待ち遠しい一大イベントが近づく 季節の分け目が大好きなのだ 春が見え隠れするこの暦が1年を無事に過ごさせてくれるのかもしれない     * 30年ほど前だろうか  鬼が家から出て行ったとしてどこにいく? ウチには来るな、隣の家へ行けってことか? 母の部屋に居るようであれば ぜひ自分の部屋にしてくれ